本記事内のディップメータ回路はこの書籍123ページからの内容を元にしています。
先日作成したディップメータ、以下2点改修しました。
@配線やりなおしにより発振周波数が低い(〜20MHz)のを向上。
A音声入力を追加。
以下が改修後の写真です。
ミュー同調の次はバリコンを自作したラジオを作ってみようと思い立ちまして、100円ショップで使えそうなものを物色してきました。
見つけたものの一つが小型の茶筒です。直径62mm x 高さ85mm、片手で持てるサイズですし、プラスチックなので回路にも支障がありません。
今回はこれの蓋の部分をバリコンにしてみました。出来たものの動作を動画で撮ったので先にお見せします。
蓋のすり合わせ部分がバリコンになっているのが分かると思います。
ゲルマラジオ出力の直流分を電源として取出し、それでゲルマニウムトランジスタによる増幅回路を動かしているという例をいくつかのホームページで見かけます。前回の大型ゲルマラジオでそれが可能かどうか予備実験を行ってみました。
まず、セラミックイヤホンを繋いだ状態で感度が一番強い局にバリコンを調整し、そのときの電圧を測ってみます。
最近100円ショップに行くと、つい何か電子工作に使えるものがないか、という目で商品をみてしまいます。今回目に止まったのが、下のアロマオイルというもの。。。のケースです。
並四コイルを思わせる形状と大きさ、しかもスライド機構付き、ということで、これにコイルを巻いて、ミュー同調方式(※コイルへの磁気コアの抜差しで同調周波数を調整する方式)のラジオを作ってやることにしました。
左がそのアロマオイル、ケース外形はΦ35mm x 長さ70mmほどです。
右が開けたところ、本体(アロマオイルの小瓶)は使いません。
(※これまでの関連記事はカテゴリーの「液晶搭載マイコンモジュール」をご覧ください。)
PLAY文まで動作しましたので、それを改良してBGM演奏ができるようにしました。
前回はPLAY文で指定した楽譜が演奏しおわるまで止まってしまい、次の処理には行けませんでした。今回のものではPLAY文は解析までで、演奏は割り込み処理で行いますので、演奏しながら処理を進められます。つまりBGM演奏ができます。なお、BGM以外の音楽をすぐに演奏したいこともあると考え、FGM(ForeGroundMusic)をBGMに優先して演奏する機能も付けました。
動作サンプルは以下の通りです。
このところ100円ショップで液晶表示の電卓や時計を見るにたびに、「なんとかこいつらを液晶表示パネルにできないかなあ」と思っておりました。しかし、どうせ液晶は専用LSI直結で手が出せないだろう、ということであきらめていました。
そんなおり、100円デジタル温度計のセンサ入力に細工して電圧計にしておられる方のBLOGを拝見して、その手があったか、と感心し早速試してみることにしました。
それがうまくいくなら、理屈ではどんな物理量でも電圧に変換さえすれば液晶表示させることができます。まずやってみたいターゲットはF-V変換を使った周波数メータです。
本記事内のディップメータ回路はこの書籍123ページからの内容を元にしています。
先日作ったディップメータですが、実際に使ってみようとしたところ、VR調整がシビアで有効な位置に中々設定できない、メータ位置を中央に持ってきたいが、VR調整で中央にもっていくと感度が低下する、といったメータ周りの問題点があることがわかりました。
さらに、メータとは別ですが、周波数によっては周波数カウンタやポータブルオシロを繋ぐと発振が停止する、という問題も出てきました。
そこで、今回は、その問題を解決する改修を加えました。
下は改修後のディップメータの動作です。テスト用に作った7MHzの同調回路に反応して電流ドロップするところが見れます。
なんとしても動かしてみたいFMゲルマラジオ、その実験のため今日はまず確認用のワイヤレスマイクを作りました。
← 作成したFMワイヤレスマイク。これは、電波新聞社の”電子工作マガジンNo.5”60ページ、1石FMワイヤレスマイクの回路を参考にさせて頂きました。2SC1815を一つだけ使った実にシンプルな回路です。
ゲルマラジオについて色々な方のホームページを見ていて、CRLという方のHP「ゲルマラジオの試作工房」で、FMゲルマラジオの試作、というページを拝見しました。
(※リンクフリーとありましたので、出典元としてリンクを張らせていただきます。)
え、そんなことできるんだ、と思い早速実験させていただきました。
まず、HPに有る回路図の通りにブレッドボードで組んでみました。(コイルだけ68uHがなくて手持ちで一番近い47uHにしています。)
(※これまでの関連記事はカテゴリーの「液晶搭載マイコンモジュール」をご覧ください。)
昨日に引き続きまして液晶搭載マイコン・モジュールのサウンド機能を強化しました。
今回の追加機能はPLAY文です。昔のマイコン時代のBASICにあった”ドレミファソラシド”を文字列の”CDEFGAB”に置き換えて演奏させるあれです。
完成後のサンプル動画(音声付)はこちらです。
これは以下のPLAY文を実行したものです。
i = play("O4L3ED#ED#EO3BO4DCO3A2RCEAB2REG#BO4C2R");
i = play("EO4ED#ED#EO3BO4DCO3A2RO3CEAB2REO4CO3BA2");
(※これまでの関連記事はカテゴリーの「液晶搭載マイコンモジュール」をご覧ください。)
昨日圧電スピーカによるサウンド機能を追加しましたので、今回はさらに音量調整できるようにしてみました。
とりかかる前は、PWM回路があるから、単にパルスのデューティ比を変えればそのまま音量に反映するだろう、楽勝だ、と思っていました。
ところが、驚いたことに、ソフトを改修して昨日50%にしてあったデューティ比をいくら下げても音量が下がったように見えない(聞えない)ことがわかりました。
(※これまでの関連記事はカテゴリーの「液晶搭載マイコンモジュール」をご覧ください。)
やはり何をやるにしても音がないと寂しい。ということで、液晶搭載マイコン・モジュールに、簡単ではありますが、サウンド機能を追加しました。
まずはハードウェアから。圧電スピーカを取り付けました。取り付け後のイメージは下の通りです。
昨日に引き続いて、100円ショップミニスピーカのラジオ化を行いました。今回は、実際に回路を組んで中に入れる所まで完成いたしました。
今回の回路図は下の通りです。 (図をクリックすると大きな図が開きます。)
回路はLMF501とTA7368Pのデータシート回路を参考にして、抵抗の値だけ実機確認で調整しています。
100円ショップで、またラジオを組み込みたくなるミニスピーカを見つけました。以前ラジオにしたスピーカは既に無く、今回見つけたのはずっと小型でお洒落なものです。100円ショップの商品展開力にはいつも感心します。
予定通り100円電池チェッカーの電流計を実測しました。
環境は、10V定電圧電源、1KΩボリューム、テスタ(電流測定モード)、測定する電流計、を直列に繋いだものです。(下写真)
これで、ボリュームで電流を調整しつつ、電流計の針の位置と、その時のテスタの数値を確認すれば良いわけです。
結果は簡単に出ました。電流計のメータ中間で10mA、最大で70mAです。
これで、以後は70mAの電流計が近所で100円で手に入ることになります。(^^)
早速活用に入りたいと思います。
以上
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ラジオ用にコイルを色々巻いているのですが、バリコンと組み合わせた周波数範囲が中々分かりません。実際に放送を聞いてみて、その放送周波数からあたりをつけている状態です。つまりラジオにしてみるまで分からないわけで、これではたまらないのでこの際GDM(ゲートディップメータ)というものを作ろうかと思っています。これがあればコイルとバリコンのセットで共振周波数を測ることができるそうです。
で、回路図を見ながら手持ち部品を見たところ、殆どの部品はありますが、唯一電流メータだけないのが分かりました。しかしWEBで見たところ値段が結構高い(数百円〜1000円以上)ようだし、これだけを送料付けて購入するのもためらわれます。
そこで、100円ショップで見かける電池チェッカ、あれをばらしてメータを取り出すことを考えました。
趣味の世界ではない商品としての電子回路では微細なチップ部品が主流です。また、昔はなかったインダクタ(コイル)なんかもチップ部品として使われています。
今回は、普通に入手可能なチップ部品を使って、ゲルマラジオを作れるかどうか実験してみました。また、どうせ小さく作るので、イヤホンとの一体化を目標としました。
(※関連記事はカテゴリーの「液晶搭載マイコンモジュール」をご覧ください。)
これまでこのマイコンモジュール、むき出し基板のままだといずれ動かなくなるな、と思いつつもついついそのままで使ってきました。昨日手元のガラクタ入れで、ぴったりのケースを見つけたので、その中に格納することにしました。
格納といっても、単に基板を中にしまうだけじゃなくて、外からボタン操作位はできないと意味ないな、と考えてスイッチも付けました。
買った時の記憶をたどったところ今回のケースは有名な秋葉原は秋月電子のアクリルケースSK-7(90mmx70mmx24)と思い出しました。
工作手順は以下の通りです。
本記事内のラジオ回路はこの書籍の内容を参考にしています。
少し前に作った100円ショップのスピーカに組み込んだAMラジオの話です。
子供時分はタッパーウェアがシャーシで、程よい形・大きさのタッパーを求めてスーパをうろついた覚えがあります。
その感覚からすると今の100円ショップは宝の山です。タッパーもそうですが、木細工、プラスチック、紙細工のしゃれたケースがなんでも100円ですから。今回のスピーカは見た瞬間にラジオにするしかないな、と感じて即買いしました。
これがラジオ化した後のスピーカです。(残念ながら元の写真は撮ってませんでした。)本来は縦置きで使うもののようですが、その底面を操作パネルにして無理やりべた置きにしてしまいました。
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