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2014/05/25

Aitendoのタッチパネル付きLCD制御

USB-MIDIの方はもう少し調査と勉強が必要として、はんだ付けしたいので平行してタッチパネル付き表示の方を進めることにしました。

 

物はAitendoのタッチパネル付きLCD【L32C1289P1037B16】を使ってみます。

 

このLCDは16ビットパラレルI/Fですが、FPC上の抵抗位置を変えることで8ビットとしても使えます。まずはそれをやってみました。

Dscf5016 R4を外して、未実装のR5に移せ、というのですが、チップ抵抗を外すのはよいとして、それを再利用というのはちょっと大変です。実行前に抵抗値を測ったところ、このR4というのはチップジャンパ(0Ω抵抗)と分かりましたので、R4は取り外して、R5をショートすることにしました。

Dscf5017結果はこんな感じです。まあ大丈夫そうかな。

 

その後ポリウレタン線で配線用のジャンパをひたすらはんだ付けしました。

Dscf5018 Dscf5019

Dscf5020 ルーペで確認して最後にテープで保護。

全部で20本以上ですが、ポリウレタン線のおかげでそれほどかかりませんでした。

 

とりえあず本日はここまで。

USB-MIDIに挑戦(?)

ポケミクの改造以前にUSB-MIDIを動作させないといけないということ、それもポケミクがUSBデバイスのため、USB-MIDI-HOSTを動かす必要があるらしいということがわかってきました。しかもPICのFrameworkにあるUSB-MIDIはデバイスの方なのでそのままでは使えなさそうです。

 

ネットで検索していて、どうやらAruduinoの方にUSB-HOSTシールドが有り、ホストとして動作できるらしい、ことが見えてきました。

 

アメリカのMAKE誌動画でAruduino-USB HOSTでMIDIキーボードを操作しているのをYoutubeで見つけました。

 

私がやりたいのは鍵盤の代りにタッチパネル付きLCDを持たせて、そのタッチ位置から対応したキーコードをポケミクに送りたいな、ということなのですが、どうやらその実現手段がこれの応用かな、という感じがします。

 

 

しかしAruduinoは大人の科学付録Japaninoとしていじったことが有るくらいですし、手間もお金もかかりそうなのでどうしたものか考え中です。

 

マイコン系でUSBが絡むとだいたいやっかいです。ポケットミクも普通にシリアルのMIDIの口を付けておいてくれれば、PICマイコンからのシリアル制御でどうにでもできたのですが。。。。

 

それではまたです。

2014/05/18

大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その16

USB-MIDIにつきまして、どうやらMICROCHIPが出しているUSB-FRAMEWORKというものにライブラリとサンプルコードがあるらしい、ということがわかりましたので、まずはそれを見てみることにしました。

 

以下のページからMicrochip Libraries for Applications(MLA)のWindows用をダウンロードします。

http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/devtools/mla/

インストールされたフォルダを見ていくとUSB-MIDI用が以下のようにできていました。

Usb_fw PIC24F用もありますね。しかし、どうやらこれはMPLAB-X用です。

今まで面倒くさがってMPLAB-8からバージョンアップしていなかったのですが、この機会にMPLAB-Xに切り替えることにします。

 

以下のページからインストーラ(ZIP)をダウンロードして解凍・実行します。

http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/family/mplabx/

 

 

特に問題なくOK,OKで進めていたところFINISHとなり、デスクトップにアイコンができました。クリックしたところが以下です。

Mplabx どうやらインストールはできたようです。

「プロジェクトを開く」で先にダウンロードした MLAのUSB-Audio-MIDIを開いてみました。

Mplabx2 なにか開いたようですが、よくわかりません。

試しにBUILDをやってみたらWARNINGは出ますが、一応Completeまでは行きましたので、使えることは使えるみたいです。

 

ここからどうやったら良いのか、調べてみます。

 

それではまたです。

 

大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その15

ちょっとあいだが空いてしまいました。また本業が少しきつくなってまして。。。

次のステップとして、USB-MIDIに手を出すのと、鍵盤部分をタッチパネルにしてやろうと思っているのですが、中々手がつきません。特にUSB-MIDIの方はPICでもできそうなのですが、いまいち何をすれば良いのか分からず調査&勉強中です。

 

とりあえず、区切りとして前回までのソースを公開したいと思います。

「pokemiku_main_v2.c」をダウンロード  :メインです。

「graphics2_cl.c」をダウンロード  :カラーグラフィックルーチンです。

「spilcd_cl.c」をダウンロード  :SPILCD制御ルーチンです、

「font8x8.h」をダウンロード :フォントデータです。

「miku.h」をダウンロード :ミクの顔データです。

 

「pocketmiku3.zip」をダウンロード  :全プロジェクトの圧縮ファイルです。

 

プログラムとしては、タイマー割り込み処理が苦労したところです。

ポケットミクと同期するために、ステートマシンを構成してスイッチスキャンタイミングをキックとしてステートを動かしてスイッチ、鍵盤読み取り、鍵盤操作のタイミングを作っています。

 

それに記録機能と、再生のためのDAC操作を追加したためごちゃごちゃした作りになってしまいました。

 

次ステップでは是非USB-MIDIを動かしてみたいと思います。。。が、できるかどうか。

それではまたです。

2014/05/06

大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その14

今回はポケミクに録音・再生機能(正確には演奏パターン記憶・再生)を付けました。

音楽の才能がないので凝った演奏はできませんでした。(^^;

 

なお、今回から絵をはちゅねミクから初音ミクに変えて、瞬きも追加しました。

表情付き初音ミクGIFをフリーで公開されている「+猫舌+」様のおかげです。 

 

なお、ポケットミクのスタイラス操作については前回のまままだ半分です。つまり音階はDAC操作でなんとか流しこめますが、タッチオン・オフを操作することができません。

 

コメントで戴いた「スタイラス側からも信号を出しているのでは?」が正解かもしれません。というのは、タッチしていない状態でスタイラスの信号をオシロで見たところ、何か2ms周期でドライブが見られたためです。

 

スタイラス側からの信号を鍵盤で受けているとなると、鍵盤側も操作してやらないといけないわけで。。。ここで降参です。現状に合わせてハード的になんとかすることにしました。

回路図は以下の通りです。

Miku4 赤色のところが今回の変更箇所です。要はスイッチをいれて録音・再生を切り替えます。スイッチをオンにするとDAC出力がスタイラス入力に入るようになり、DACがハイインピーダンスになっているときは分圧抵抗でタッチしているようなレベルがスタイラス入力に入ります。これでDACによる音階制御とタッチ操作を無理やり行えます。

 

次はどうしましょうか。考え中です。

 

それではまたです。