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2013/11/30

100円タッチライトの改造 その3

今日の午前中暇が出来ましたので、配線の方を行いました。

Dscf2727  Dscf2729

回路は以下のような感じです。

Pic18f_1

PIC18F25J11に普通にLED4つとプログラム用のICSPピンヘッダを繋いだだけですが、電源だけちょっと変わっています。

 

このPICが2−3.3Vでしか使えないため、三本直列になっている単4電池2本の方にスイッチを付けて、PIC用の3V電源にしています。

 

しかしLEDはVfが3V以上なのでそれでは駆動できません。そのため3本で4.5Vの方から電源をとっています。

 

この回路だとスイッチオフしていてもPICとLEDとの間に常に1.5Vの電位差があるわけですが、PICの方の電源がオンしていないとLEDのカソード側がフロートのため電流が流れないから繋がっていないとの同じはずで。。。PICのIOピンが5Vトレランスになっているので仮に動作中に4.5Vが入っても壊れないはず。LEDの電圧降下があるからそもそも4.5Vには絶対ならないはずだし。

 

しかしなんとなく気持ちのよくない回路ではあるので、完成したらほんとにスイッチオフ時に電流が流れていないか確認したいと思います。PICのIOが電源オフでほんとにフロートかなあ、というのが気になるところです。

 

 

とりあえず配線は出来たので簡単なLED点滅プログラムを入れてみました。

Dscf2732  Dscf2734

ここまでは思ったよりすんなりできました。

次はタッチセンサ用の電極と圧電ブザーを付けて、サイモンゲーム化に進みたいと

思います。

   

それではまたです。

2013/11/28

【動画紹介】触れる3D

すっかり年の瀬ですね。業務も結構つまってますが、週末も飲み会が多くて、中々次のもの作れません。。。。とりあえず今Youtube見てて面白かったものを。

 

アイディアグッズ置いている店に穴のあいたアクリル板に釘をずらっとならべて手の形を釘の凹凸で表現するのがありますね。あれをディスプレイの一種にできないかなあ、とちょっとだけ考えたことがあります。ソレノイドでも並べればできそうだけど、無理があるなあと、当然断念しました。 

 

MITの誰かがなんとその実物を作ってくれていました。

プロジェクターとも組み合わせているようで、色までついていて、想像してたより面白いものになっています。さすがMIT。

「立体形状に触ることができる」というのが大きな特徴だと思います。

動画の中で上から押して形状を変えるようなこともやってますし、形状入力手段やフォースフィードバックシステムとしても使えますね。案外将来実用性が出てくるのかもしれません。

  

とりあえず柔らかい素材を使えば。。。。やめときます(^^; 。 

  

それではまたです。

2013/11/16

100円X'MASグッズの改造方法

寒くなりましたね。ちょっとタッチライトの方はお休みして、今日100円ショップで見かけたX'MAS用の置物の改造などしてみました。時節におもねりまして。(^^;

物は下の写真の通りです。2色自己点滅LEDが入っていて、電源を入れると赤緑を繰り返す、というものです。

Dscf2677 Dscf2678
5種類くらい売ってました。

実は、秋月電子の3端子クリスマスメロディIC5個150円というのを安いのでちょっと前に買ってまして、何に使おうかと思っていたところですので、これに目を付けました。

 

 

一応改造方法、ということですのでできるだけ手軽に、はんだ付けも無しでやってみました。

ICは電源、GND、ブザー出力、の3端子ですので非常に簡単です。

 

 

ブザーは以前使った100円防犯ブザーから外して使っています。最初は圧電ブザー本体だけ取出して使ったのですが、それだと音が非常に小さいことがわかりまして、もうひとつ犠牲にして、ブザー周囲のモールドを一緒にくりぬきました。

Dscf2701 こんなかんじです。これで感覚として圧電ブザー単体の10倍い位の音量に感じます。

 

防犯用と言うことで大音量をうたっているブザーですが、モールドの形状でその音量を確保していたのですね。

 
 

ところで、このICは5個セットで売っている物ですので、あと4個あるのですよね。

季節物だから早くつかわないと。

2013/11/12

【動画紹介】レトロな感じのディスプレイ

これは結構感心しました。表示の仕方が独特です。

 

一列に並べたLEDを回転させて、それをオンオフさせる、というのはよく見かけるのですが、これはそれとは違って、透かし彫りした記号一覧の乗った円盤を回転させて、背後の分割光源を目的の数字が通る瞬間に個々にオンすることで、意図した文字を表示させる、ということのようですね。

何が良いかというと、透かし彫りの文字がそのまま浮かぶので、現在のドット表現とは違う、なんか温かみか丸みのある表示になります。

次第に同期が合ってくる見せ方も良いです。

大昔のSF映画ではコンピュータはランプ、紙テープ、オープンリールが定番でしたが、その横にこれがあったら雰囲気ぴったりだったろうな、と思いました。

文字種類を増やして回転数を上げれば時計だけでなく、テキストも表示できそうですね。

円盤はプリンタで透明シートに印刷すればいいし。というか、手書きでもよさそうだし。

そういうのちょっと作ってみようかな、という気になります。

 

それではまたです。

100円タッチライトの改造 その2

その2といいながらあんまり進んでないです。ちょっとした対応が2点。

 

1.PIC18F環境

 いつもどおりMPLAB+C30でプロジェクト作ろうとして、18Fだとアセンブラしか選べないことに気づきました。そういえばPIC18Fは今まで使ってませんでした。(^^;

 

 あわてて ”PIC18F コンパイラ” 検索したら「マイクロファン ラボ」様のページに詳しい解説があり、C18が使えるということで、MIcrochipのページからダウンロードしてきたところです。「マイクロファン ラボ」様ありがとうございました。

  

 

2.電源電圧

 今回買ってきたPIC18F25J11ですが、データシートをみたら電源電圧が2〜3.6Vでした。

静電容量センサ対応CTMU内蔵なのでこれを選んだのですが、電圧範囲が狭いとは思いませんでした。他のPIC18だとだいたい2〜5.5Vなんですが。

 

CTMUが有るのは電圧が狭いのかなあ、と思いながら秋月電子ページのPIC18Fシリーズを見ていたところ、PIC18F25K22-I/SPというのがCTMU内蔵で2〜5.5Vです。しかも25J11より安いし。

先によく調べてそっちにすればよかったです。

 

といっても、もう基板に半田付けしているので25J11で進めることにします。使おうとしている100円ライトが単4電池x3=4.5Vなので、ちょっと細工がいりますが、できるだけ部品を増やさない方向で対応したいと思います。

  

それではまたです。

2013/11/10

100円タッチライトの改造

久しぶりに100円ショップ工作始めました。物は下のタッチライトです。

Dscf2661  

これは「タッチライト」と言ってますが、実際は押してオンオフするので「プッシュライト」が正しいですね。100円でタッチセンサまで内蔵しろというのは厳しいので、それはそれでよいですが、では本当のタッチライトに改造してみよう、ということで買ってきました。

 

今回のCPUは秋月から買ってきたPIC18F25J11を使ってみます。

機能一覧にあるCTMUというのが静電容量型タッチセンサです。これを使ってタッチ方式にしよう、というのが今回の趣旨です。

 

まずは分解してみます。

Dscf2663Dscf2665Dscf2666_2

白色LEDが4つとスイッチ、電源は単4が3本ですね。

 

さて、これを改造しますが、単にタッチ型にするのは面白くないですね。

そこで、

  @4つのLEDを色違いにする。

  Aタッチセンサを4つにしてLED個別にオンオフできるようにする。

  BついでにブザーもつけてLEDごとに違う音を出す。

    → 最終的に、大昔にあった「サイモン」というゲームにしてしまおう (^^)

      (サイモンについてはWikipediaがありました。)

 

というのが今回の本当の目的です。

とりあえず今日加工したところまで写真をアップします。

Dscf2670 Dscf2671

中の3角型スペースに合わせてPICとLEDを乗せた基板を入れました。元の基板にあったスイッチも取り付けて、電源オン・オフだけはそれで行うようにします。

Dscf2672 単に発光だけさせたところ。4色になっただけでも結構印象が変わりますね。

 

回路図などはもうちょっと動いてからアップということで、このあとソフトを作っていきます。

  

それではまたです。

2013/11/06

【動画紹介】お洒落なマイコンボード

たまたま見かけた動画ですが、実に不思議な感じがしたので取り上げます。

 

紹介されている物は特にめずらしくない小型のマイコンボード(Arudinoらしい)なのですが、何が不思議かというとTVショッピング乗りのBGMとナレーションです。

 

マニキュア塗った指に持たれたマイコンボードなんて初めて見ました。

で、そのお姉さんがにこやかに「ArudinoIDE使ってUSBケーブルでATTINY85をプログラムできるのよ」とか、「3.3Vレギュレータとアナログ入力とPWM入力があるのよ」とか言ってるようで、雰囲気と内容のギャップに「は?」という感じです。

こちらで$7.95で売っているようですね。

http://www.adafruit.com/gemma

しかし誰に向けてアピールしてる動画?

この人何者?と思って「Becky Stern」で検索したらWikipediaが引っ掛かりました

アメリカDIY雑誌MAKEの編集者らしいですね。

かなりおたくっぽい雑誌のようなので、この動画も半ばギャグでやってるのですかね?

 

と思いましたが、こういう軽いノリの動画見てマイコンに興味持つ人が増えるのも良いかな、日本だと、「大人の科学マガジン」あたりがこういうのやってくれたら面白いかな、などど考えてしまいました。

 

それではまたです。

2013/11/04

昔の「マイコン」と今の「マイコン」

FRISK版のテトリスやPACMANを作ってみて、C言語とはいえ高級言語で書いて普通に動作するのがちょっと不思議に思っていました。

 

というのは昔のマイコン(またPCとは呼ばれない頃のPCです。マイ・コンピュータの略か?)で同じようなゲームを作っていたことがありますが、その時は少なくともメインルーチンはマシン語で書かないと遅くてしかたがなく、ゲームはマシン語、という意識が抜けなかったためです。

  

それが今のマイコン(マイクロコントローラですよね。)はCでコーディングして恐る恐る動かしていますが、特に速度問題はなく、かえってウェイトを入れて調節しないと速すぎるくらいです。

  

そこで、昔使ってたマイコンとFRISKで使っているマイコンとの簡単なCPU比較をしてみました。

 

昔のマイコン(マイ・コンピュータ):

 昔使ってたPC-8001をWikipediaで見ると、「CPU μPD780C-1(Z80-A互換)4MHz(DMA割り込みウェイトがあるため、実際には2.3MHz程度で動作する)」とあります。

Z80は8bitCPUです。実行サイクル数は命令によりますが、4クロックとすると、DMAを考慮しないでも1MPIS、DMA考慮をそのまま入れると0.575MIPS となります。

 

今のマイコン(マイクロコントローラ):

 それに対してFRISKケースに入れているPIC24FJ64GA002は16MIPSの16bitCPUです。

周波数だけで見ても約30倍の速度、8bitと16bitの差を単純に2倍と仮定(PICは1クロック乗算命令みたいなものもあり実際はそれ以上と思いますが)すると実に60倍の性能差です。

 

これならコンパイラ通したコードでも早いよな、と納得し、少しすっきりしました。

昔のPC-8001位のソフトはC言語で書いてもあっさり動くということになりそうですね。

(メモリ容量と表示能力は別ですが。)

 

さすが21世紀ですね。

 

それではまたです。

 

2013/11/03

FRISKでPACMAN

今日は以前からのジョイスティックと階調表示を使ってゲームを作ってみました。

Dscf2637 出来上がりはこんな感じです。

ジョイスティックで4方向と言えばやっぱりPACMANでしょう。

動作は下の動画でご覧ください。

デジカメ動画だと完全にちらついてますが、肉眼だともう少し階調表現に見えます。

(それでもちらついてはいますが。)

Aitendoのジョイスティックをむき出しで使っていますが、かなり使い勝手が良くないです。

やっぱり何か箱に入れて固定したほうが良いと思われます。

あるいはAitendoのもっと小型の物を使ったほうがよかったかなあ、と少し思っています。

いろいろ課題はありますが、とりあえずソフトを公開します。あまり綺麗なつくりでなくてすみません。

「PAC_MAIN.c」をダウンロード  :メインです。

「graphics_gs.c」をダウンロード :グラフィックルーチンです。

「oled_ctrl_gs.c」をダウンロード :OLED制御ルーチンです。

「oled_trans.s」をダウンロード :OLED制御アセンブラルーチンです。

「packdata.c」をダウンロード :PACMANキャラクタとMAPデータです。

「font8x8.h」をダウンロード :フォントデータです。

「oled.h」をダウンロード :OLED制御ハード定義ヘッダです。

 

階調表示のちらつきを改善したいと考えてますが、やっぱり手がないですね。

階調付きか、カラーのOLEDの販売待ちでしょうか。

 

それではまたです。