100円電池チェッカを電流メータに (1)
ラジオ用にコイルを色々巻いているのですが、バリコンと組み合わせた周波数範囲が中々分かりません。実際に放送を聞いてみて、その放送周波数からあたりをつけている状態です。つまりラジオにしてみるまで分からないわけで、これではたまらないのでこの際GDM(ゲートディップメータ)というものを作ろうかと思っています。これがあればコイルとバリコンのセットで共振周波数を測ることができるそうです。
で、回路図を見ながら手持ち部品を見たところ、殆どの部品はありますが、唯一電流メータだけないのが分かりました。しかしWEBで見たところ値段が結構高い(数百円〜1000円以上)ようだし、これだけを送料付けて購入するのもためらわれます。
そこで、100円ショップで見かける電池チェッカ、あれをばらしてメータを取り出すことを考えました。
100円ショップの商品はなんでもそうですが電池チェッカもお店によって色々で、また移り変わりも速いようです。私が記憶していたのは電極むき出しでもっと無骨なものでしたが、いつのまにかかなり洗練されていました。
まずはケースを分解して中の回路を見てみました。
取り外した電流計。中々良い感じです。欲張れば後ろのシートも交換できそうです。あとは、電流計としての仕様です。はたして何mA用か?
実機から起こした回路図と等価回路は下のようなものです。
(図をクリックすると大きな図が開きます。)
下の等価回路で計算すると、1.5V用接続の場合は75mA、9V接続の場合は約367mAと出ました。。。。。一致してない。。。。一つの電流計を共用しているからほぼ一致しないといけないのですが。
おそらく電池の内部抵抗を考慮していないためでしょうか?。。。。まあ数10〜数100mAの範囲だろうということで、明日何も考えずに定電圧電源に繋いで実測しようと思います。
とりあえず本日はここまで
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