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2010/10/24

専用IC Si4702によるFMラジオ(その3)

 QFNパッケージの取り付け方を色々調べてみました。その中で見つけたのが、(QFN限定ではないですが)自作でリフローをやってしまおうというアプローチです。”手作り リフロー”で検索すると色々出てきます。
 

  その中で、オーブントースターの改造でリフローをやっておられる方がおられて驚きました。その発想は全くありませんでした。

 温度制御まできちんとやっておられまして脱帽です。とりあえずこてでパッケージ温めてみようとか考えていた自分が恥ずかしいです。 

  

 なお、調べてみたらクリームはんだもマルツ電波で売っていることがわかりました。

    

  他に、世の中にはQFN変換基板というのも存在することがわかりました。でもこれも写真とPDFファイルの図を見る限りでは、GNDPADはリフローしないとだめみたいに見えます。そもそも問題のGNDPADのパターンがどこにも繋がってないような? 値段の記載もないしこれはちょっと個人向けではないと思われます。

 

 と色々見てみましたが、自力でリフローするかどうか以前に、なんらかの基板を自分で用意する必要がありますね。

 あのチップ一個だけのために基板をエッチングするのは正直億劫だし、0.5mmのピッチ変換基板か、ピッチ変換シート基板の組み合わせでなんとかならないかな、と考えなおしているところです。

 

 次の週末にまたちょっと上京予定で、秋葉原にもいきますので、そこで変換基板系で使えそうなものでも見つくろってこようと思っています。

ということで今回は以上です。

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2010/10/21

専用IC Si4702によるFMラジオ(その2)

 QFNパッケージのGNDPADのはんだ付け方法をまだ検討中です。

 

 その後下図のような2案を考えてみました。

Qfn2

 案2は案1の改良版で、基板に穴を空ける必要は有りますが、ジャンパ線は引き出さなくてもよいです。

 案3は昔eジスpenという物をネットで見たのを思い出して書いてみました。eジスpenとは基板にパターンをペン書きするとそのパターンがそのまま導通して基板パターンのようになる、というものです。なお、ここにeジスpenの説明があります

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2010/10/18

専用IC Si4702によるFMラジオ

 先月AitendoからLCDを購入した際に、ついでに1Chip FMラジオICのSi4702というのも一緒に購入してありました。

 昨日ちょっと部品箱を整理していてそれについても思い出しましたところで、せっかく買ったのだからできるなら動かしてみようと思います。
 

 物と添付データシートの写真は下の通りです。

Dscn1256  Dscn1257

   このICはシリアルI/Fで受信周波数等を制御するようになっています。その制御を手持ちの8ピンPICマイコン(PIC12F683)でやることにして、とりあえず回路図を引いてみました。

Si4702radio

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2010/10/17

コイル変形によるゲルマラジオ同調方式(その2)

 前回に引き続き、今度はコイルの長さを変えることで周波数を可変する同調方式を実験してみました。

 

 実験用に100円ショップで買ってきたのが下の提灯です。蛇腹状になっており、長さを簡単に変えることができます。直径15cm、長さ方向はたたむと1cm以下、伸ばして20cmほどです。

Dscn1248

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2010/10/16

コイル変形によるゲルマラジオの同調方式(簡易実験)

 前回のコイル実験をしていて、ふと、コイルを変形させることでインダクタンスを変え、同調周波数を調整する(コンデンサは固定)ような同調方式ができないかな、と思いつきました。

 

 今まであまりそういう物は書籍やネットでも見たことがないので、もしかしたら珍しい方式になるかもしれないな、とちょっとだけ思っています。

 
 ネットで調べたところでは、円筒状の空芯コイルのインダクタンスは以下の式で求められるということです。

L(インダクタンス)=k×μ 0×π×a^ 2×n^ 2/b
   k (長岡係数とよばれる係数)
   μ 0 (真空の透磁率)
   a (コイルの半径)
   b (コイルの長さ)
   n (コイルの巻き数)
 
 つまりコイル半径の2乗に比例し、コイル長に反比例します。

 

 コイルの半径は計算式内で面積として反映されていますので、つまり、コイル面積に比例、コイル長に反比例といってよいかと思います。

 

 まずは簡単にできる面積変動の方を試すことにして以前作ったあまりできのよくないコイルを犠牲にして実験してみました。

 左の方が通常の状態。右が変形によって潰した状態です。

Dscn1236  Dscn1235

  通常の状態で475uH、変形によって面積を小さくした状態で324uHで、1.5倍程度の差が有ります。

 

 変形によるインダクタンス変動はある程度確認できました。しかしあまり変動幅が大きくないですね。。。。。

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2010/10/14

巻き方によるコイルQの違い測定

 バーアンテナのコイルの巻き方でどのくらいQが変わるものか、実験してみました。

 

 実験したコイルは下の写真の二つです。

Dscn1219

 どちらもΦ6mmx40mmのフェライトに同じΦ0.8mm(28芯)リッツ線を巻いて作ったものです。

 

 左の物は普通に線の間を空けずに巻いてあります。右の物は同じ材料ですが、線の間を数mm程度空けるようにして巻いてあります。

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2010/10/11

ゲルマラジオ用帯域低減フィルタの作成 (その2)

 前回の帯域低減フィルタを使いやすいようにケースに入れました。

 できたものが下の写真左です。100円ショップでみつけた印鑑ケース(下写真右)がちょうど良い大きさでしたので使っています。

Dscn1172  Dscn1171

 

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2010/10/09

ゲルマラジオ用帯域低減フィルタの作成

 先日のバリコン自作レトロ風鉱石ラジオですが、例によって近くに中継アンテナのあるローカル局が非常に強く、他の弱い局にどうしてもかぶさってきます。我が家のあたりでは毎回そうです。どんな適当なラジオつくってもとりあえずその局が聞こえるのは良いのですが、他が聞こえないのは困りものです。。。。

 

 この際なので、いらないときにその局をカットする小型の汎用帯域低減フィルタを作ってみることにしました。

 

 簡単ですが回路図は下の通りです。

Filter_2

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2010/10/05

ゲルマラジオ用バリコンの自作 その3

 先日の自作バリコンを使ってゲルマラジオを作ってみました。
 

 最初は下の写真のように100円のプラスチックトレイに実装してみたのですが、どうもいまいちかな、という感じがしまして。。。

Dscn1138
 せっかくコイルとバリコンを自作したのでもうちょっとレトロっぽくしたいなと考えて、作り直したのが下の物です。

Dscn1159

  

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2010/10/03

ゲルマラジオ用バリコンの自作 その2

 ※前回の記事はこちらです。 

 先日の自作バリコンの改良をしてみました。

 下の写真のようにホームセンターの金属プレートを買い増しして6枚x2の構成にしました。また保持用にL型金具も購入しました。

Dscn1130

 前回と同じように3mmx20mmのネジに金属プレートを取り付けています。羽根の間は3mmナットで間隔を空けています。

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2010/10/02

キスとカサゴが釣れました

 プレジャーボードを所有している知り合いが近くまでに釣りに来るという連絡が有り、ご一緒させて貰いました。

 釣果は下の通り、良型のキスが9本とカサゴが1本ですwink

Dscn1129

この写真だと大きさがわかりにくいですが、一番大きく見えているキスで20cm位です。持ち帰って刺身にして頂きました。やはし釣りたては美味しいです。

 

 今年は7〜9月のシーズンにキス釣りに行っても全く釣れませんでした。あの暑さで水温も上がっていて、キスが例年より深い方に行っていたためと言われています。

 10月に入ってのキスというのもこれまではあまり経験が有りません。ふだんの年から一カ月シフトしている感じです。上の説が正しければ、ようやく水温が下がってキスも浅い方に寄ってきたのかもしれません。

 私のいるあたりの夏の釣りはキスがメインターゲットの一つです。ようやく釣れてほっとしたような感じと、また次の夏まで会えないかな、という寂しい感じが入り混じった一日でした。

 

今回は以上です。