ゲルマラジオ用帯域低減フィルタの作成
先日のバリコン自作レトロ風鉱石ラジオですが、例によって近くに中継アンテナのあるローカル局が非常に強く、他の弱い局にどうしてもかぶさってきます。我が家のあたりでは毎回そうです。どんな適当なラジオつくってもとりあえずその局が聞こえるのは良いのですが、他が聞こえないのは困りものです。。。。
この際なので、いらないときにその局をカットする小型の汎用帯域低減フィルタを作ってみることにしました。
簡単ですが回路図は下の通りです。
問題の局は1100KHz近辺ですので、バリコンの容量は小さくても良い、かつ一度調整すれば固定で良い、ということで手元にあった150pFのトリマコンデンサを使いました。(※もし同じように強い局を低減したい方がおられて、その局の周波数が500KHz台等の低いところの場合は100〜150pF位の固定コンデンサを並列に入れると良いと思います。)
コイルはできるだけQが高くてかつ小型の物が良い、ということで以前測定してQが高かった小型バーアンテナのPA-63RBA-200を使っています。
あとはその局を聞くためにフィルタをバイパスする切換えスイッチが付いています。
とりあえずバラで組んでみて鉱石ラジオと合わせて動作確認したのが下の写真です。
適当に組んでみたにしてはうまくいきまして、問題の強い局を低減して、隠れていた2つの局が聞こえるようになりました。
小型で見栄えのよさそうなケースがなかったのでとりあえずバラのままです。また100円ショップでも探してきて汎用的に使えるようなケースに入れたいと思います。
ということで今回は以上です。
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