一応完成ということで、ソフトの作りと図形のデータ構造を簡単にご説明いたします。
下の図が概略フローです。
今回のソフトは図のようにメインループとインターバルタイマ割込みの2つで構成されています。
メインループは画像表示に専念し、タイマ割込みでは演奏とセンサスキャン(手動時)に専念する作りになっています。
以前作ったキャラクタLCD版を参考にしていますが、メインと割込みの分担を以前の物よりきれいにしましたので、すっきりした構造になったと思います。(以前の物はセンサスキャンをメインに置いていたので、モードによってメインの動作が変わってしまうのですが、今回の物はそういうこともなくなりました。)
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補足説明のため、動画では分かりにくいところを何枚か写真で撮りました。
まず全体の大きさがわかる写真です。
サイズは長さ210mm、幅51mm、高さ10mmで、取っ手の部分を含めると開いた携帯に近い大きさです。
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ようやく形になりましたので、動画を公開いたしました。よろしければ以下をご覧ください。
順番が後になりますが、ソフトやケース加工についてこれ以後も記事にしていきたいと思います。
続きを読む "あの楽器(カラー版) その10" »
・その1(回路とセンサについて)はこちら
・その2(音量向上と外形について)はこちら
お盆の用事と来客対応が終わりまして、ちょっと時間ができましたので、あの楽器(ミニ)のソフトについて整理してみました。
まず、キャラクタLCDでグラフィックもどきを表示している方式についてです。以下の図のようにしています。
このLCDは、1キャラクタ5x8ピクセルで構成されており、キャラクタコード0x20〜0xFFには固定データが書き込まれています。
0x00〜0x07の8個だけはユーザ定義キャラクタとなっており、CGRAM領域にビットパターンを書き込むことで自由なキャラクタを作ることができます。
この8個のキャラクタを図のように4桁x2行で並べることで横4x5=20、縦8x2=16ピクセルのミニグラフィックエリアにしています。こうしておいてCGRAMに円や回転する三角のパターンを書き込むことであの楽器の表示パターンを真似します。
また、この4桁x2行のセットを音程に合わせて横に移動することで、LCD全域に表示パターンが移動するようになっています。(このため一度に表示できる図形は一つとなっています。)
続きを読む "「あの楽器(ミニ)」を作ってみました。 (その3)" »
・その1(回路とセンサについて)はこちら
・その3(ソフト方式について)はこちら
前回のあの楽器動画をニコニコ動画にも置いておいたところ、「音が小さい」というコメントがたくさんついておりました。。。私はヘッドセットで聞いていたためかそこまで小さいとは思っていなかったのですが、言われてみてスピーカで聞いてみると確かにかなり小さいです。
動画編集で音量を上げるとノイズも大きくなると思い、なんとか元音量を多少大きくしてみました。
ついでにもう一つの曲と画像を追加したものを「その2」としてアップしました。よろしければご覧ください。
続きを読む "「あの楽器(ミニ)」を作ってみました。 (その2)" »
・その2(音量向上と外形について)はこちら
・その3(ソフト方式について)はこちら
今回でこのBlogの記事が100回目になります。記念に何か変わった物を作ろうと思いまして、前から少し気になっていたニコニコ動画等で話題の「あの楽器」に挑戦してみました。
「あの楽器」についてはこちらをご覧ください。
各種動画を見ると、既に色々な方がかなり高度なものを作られております。実寸(?)の物は実機(?)に近いものまで動いているようです。そこで今回はキャラクタ液晶とPICマイコンでささやかなミニ版を作ってみることにしました。
製作過程と動作は以下の動画をご覧ください。
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