あの楽器(カラー版) その4
LCDに続いて、サウンド系のデバッグ環境を整えました。
現状のデバッグ環境の回路図は以下の通り、枠線内が今回追加したサウンド機能部分です。
これで、センサ系とメインCPUのメモリサイズを除けばだいたい予定の実機環境と同じことができます。
以前ブロック図と回路図でお見せしましたように、サウンド系にPICマイコンを1個割り当てています。ちょっと贅沢ですがPIC18系で比較的小型のPIC18F1220を使っています。
性能的には16系かあるいは12系でも十分と思われます。しかし18系の内部レジスタアクセスの単純さや、テーブルデータ系の命令の便利さのため、ついついこちらにしてしまいました。
ただし、せっかく作るので、「あの楽器」だけでなく他の用途も使えるような一種の音源モジュールにしたいと考えているため性能にも余裕があってよいかな、と考えています。
下の写真が、今回作ってみたモジュールです。回路図内の枠線内の部分をピッチ変換基板上にまとめました。これでブレッドボードでの使い回しがききます。
前回のLCD評価環境と合体させたものが下の写真です。これで回路はほぼ最初の回路図の通りになっています。
まだPICのファームが何もないので自力で音は出せませんが、オーディオアンプ回路の入力に外部から信号を入れてみて音は出ましたので、アンプ回路は大丈夫のようです。
次はPICファームを作って音を出してみたいと思います。
今回は以上です。
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