あの楽器(カラー版) その2
前回の構成図に基づいて回路を引いてみました。
(見えづらいのでGIFファイルも置いておきます。「ANO_MID.gif」をダウンロード )
液晶の大きさの関係で、基板がMini版より大きく作れます。その分ある程度の回路追加ができるようになりました。
その分でMini版を作ったときの反省点と、ニコニコ動画等で頂いた指摘事項にできるだけ対応するようにしています。以下補足説明を箇条書きでご説明します。
■音の小ささが摘されていますので、最初からオーディオアンプを付けています。
■フォンジャックもつけました。
■手動演奏モード用のセンサは半音も含めた1オクターブ分の個数搭載してます。
■回路図の上の方の2つのプッシュスイッチでオクターブを±1シフトできるようにします。これにより手動演奏モードでは3オクターブの範囲で演奏できます。(操作は大変だと思います。音楽苦手の私には無理そうです。)
■電源部には、DCジャックを設け、電流を食うセンサ群は外部DCが供給されているときだけ使えるようにしています。
■センサは外部電圧駆動と最初から割り切っているので、検出距離が延びるように供給電圧をMini版より上げました。その分、HレベルがPICマイコンの限界を超える場合がありますので、ツェナーダイオードで制限します。
■LCDは8ビットインタフェースの物(フレームバッファを内蔵している物)を2枚接続できるようにしています。ちょっと面白いのは、LCD_CS1とLCD_CS2を同時に有効にすると2枚のLCDに同時にデータ書き込みができることです。画面クリア時間が半分になるほか、ソフト次第で同じ絵を並べて書いて、一部だけ別物にするようなこともできるはずです。
と、こうして回路図にしてみますと、前回「ハードはそれほどでもない」とか書いたのが嘘だったとわかりますね。
配線量がはんぱじゃないです。部品も多いし。しかもCPUはQFPとSOPだし。とてもジャンパではやってられないので、プリント基板作らないとだめかなあ、という感じです。
というところで、明日から上京しますので、秋葉原で部品でも見ながら、どうしたものか考えようと思います。
本日は以上です。
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