あの楽器(カラー版) その5
その後サウンド機能の方も大体動きましたので、実装の方を真面目に検討してみました。
(サウンド用のファームもいずれ整理して公開します。)
やっぱりユニバーサル基板とジャンパではとても無理で、基板を作る必要があります。
回路量的にはネットプリント基板屋さんのP板.comあたりに2層基板で出せばすぐできそうです。試しにWEBの自動見積もりをかけたら製造費用が2〜3万円、製造日数が3〜5日ということです。
個人発注でまともなプリント基板が数万円&数日でできるのはかなり驚きですが、さすがにそこまでお金を出すつもりはありません。
サンハヤトの感光基板で一生懸命作ることにして、それでできるように配置案と回路見直しを行いました。さっくりした基板の取り付けと配置案が下の図です。
私は感光基板は片面のものしか作れませんので、片面だけでできるだけパターンが引けるように、PICのピンアサインも全面的に見直しました。
また、リフレクタセンサを基板の上側と下側に並べて、基板の部品面からみて裏側の方からセンサをLCDの表側に伸ばすように想定しています。(センサと基板でLCDを挟むようになります。)
修正した回路図が以下の物です。
(PNGデータはこちら「ANO_MID_V21.PNG」をダウンロード )
配線優先なので、IOポートの割り当てはかなりばらばらになっています。これはファームで吸収することになります。
また、センサの方は電圧観点からも見直しました。
メインCPUのPICは、IOポートのHレベル入力電圧規定がVDD(3.3V)までのものと、5.5V耐性を持ったものとがあります。
センサの入力は全て5.5V耐性を持ったポートにし、これによって電圧制限用に付けていたツェナーダイオードを削除しました。
なお、電源の方ではバッテリ駆動をあきらめています。。。。理由はLCDのバックライトLEDがVf=6.5V、If=15mAというものでして。。。これはボタン電池位ではどうしようもない、ということでギブアップしました。
あとは、オーディアアンプもMC34119では音量がいまいちだったので、LM386に変えて、9V駆動にしてしまいました。(ボタン電池で3.3V単一を考えてMC34119にしていましたが、その必要もなくなったものですから。。。)
配線密度からみて感光基板で作るのはかなり大変そうですが、なんとかやってみようと思います。
今週また用事でちょっとでかけますので、取りかかりは日曜日からの予定です。不在中コメントへのレスが遅れましたら申し訳ありません。
それでは今回は以上です。
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