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2013/11/04

昔の「マイコン」と今の「マイコン」

FRISK版のテトリスやPACMANを作ってみて、C言語とはいえ高級言語で書いて普通に動作するのがちょっと不思議に思っていました。

 

というのは昔のマイコン(またPCとは呼ばれない頃のPCです。マイ・コンピュータの略か?)で同じようなゲームを作っていたことがありますが、その時は少なくともメインルーチンはマシン語で書かないと遅くてしかたがなく、ゲームはマシン語、という意識が抜けなかったためです。

  

それが今のマイコン(マイクロコントローラですよね。)はCでコーディングして恐る恐る動かしていますが、特に速度問題はなく、かえってウェイトを入れて調節しないと速すぎるくらいです。

  

そこで、昔使ってたマイコンとFRISKで使っているマイコンとの簡単なCPU比較をしてみました。

 

昔のマイコン(マイ・コンピュータ):

 昔使ってたPC-8001をWikipediaで見ると、「CPU μPD780C-1(Z80-A互換)4MHz(DMA割り込みウェイトがあるため、実際には2.3MHz程度で動作する)」とあります。

Z80は8bitCPUです。実行サイクル数は命令によりますが、4クロックとすると、DMAを考慮しないでも1MPIS、DMA考慮をそのまま入れると0.575MIPS となります。

 

今のマイコン(マイクロコントローラ):

 それに対してFRISKケースに入れているPIC24FJ64GA002は16MIPSの16bitCPUです。

周波数だけで見ても約30倍の速度、8bitと16bitの差を単純に2倍と仮定(PICは1クロック乗算命令みたいなものもあり実際はそれ以上と思いますが)すると実に60倍の性能差です。

 

これならコンパイラ通したコードでも早いよな、と納得し、少しすっきりしました。

昔のPC-8001位のソフトはC言語で書いてもあっさり動くということになりそうですね。

(メモリ容量と表示能力は別ですが。)

 

さすが21世紀ですね。

 

それではまたです。

 

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コメント

続き

USA製のタンディ・ラジオシャックのTRS-80 ? 言うのも有りました
これは8"のフロッピーディスクを付けられるので
非常に使い勝手の良いものでした
後はヨーロッパ製辺りのCPUで良いのが有った様ですが
殆ど触る事は無かったので、忘れてしまいました。


こんにちは

PC8001なんて名前が出てましたので懐かしく成りました。
この頃はNEC全盛時代の様な感じでしたね。
TK80(マシン語)に始まって、PC8001で確かBASICでソフトが組めるように成って来た様に覚えています。
これにつられて、fujitsuのL-KIT16やTOSHIBAはえーっとなんだっけ?
12bitのマシンでしたね。
あの頃は私が27,8歳位でしたかね。
あの頃は未だ販売会社で家電の修理をやってました
マシン語ですと、文字を表示させるにも、何ステップも必要ですし
basicに成ってからはLPRINTでOKに成り感激したものです。
色んな思い出が有りました。
しかし、何十年経っても満足なソフト一本も作れず
悲しいです。

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