倍電流・倍電圧ゲルマラジオの実験
今年は仕事の都合で夏休みを分割で貰っています。今日はその休みのうちの一日ですので、ちょっとまた工作してみました。
このところDSPラジオが多くて、繋いで制御すれば高性能、というのは良いのですが、工夫のしどころがないですね。そこでちょっと思い立って、ゲルマラジオのアレンジ実験をやってみました。
見聞きしてはいたけど、自分で試したことがない並列接続の倍電流タイプと、もしかしたら倍電圧になるかなあ?という直列接続です。回路図は以下の通りです。
物はこんな感じ。実験で色々試したかったので、昔懐かしい端子板を使っています。
コイルは以前Qメータで評価して好成績だったPA-63Aを使っています。
これは倍電流の実験中。中々綺麗な配線でお恥ずかしい次第です。一応コイル同士が結合しないように離して直角にしています。
で、肝心の感度ですが。。。。耳で聞いたところでは、4つとも違いが感じられませんでした
(^^;
今いる場所は結構ラジオの入りが良くて、基本の回路でも普通に聞えます。倍電流、倍電圧に変えてみても同じように普通に聞えてて耳では違いが分かりません。
人間の感覚は対数的ということなので、仮に音量2倍になっていてもそんなに違いが感じられないということかもしれないですね。そう思ってオシロで出力レベルを見ようとしたのですが、グランドを繋いだだけで何も聞えなくなってしまいましたので、数値でも判別できていません。安物オシロで絶縁が良くないのでしょうか。
しかし数値だけ上がってても、聞いて違いがないなら意味ないし。。。。
あるいは、今回の実験は大元が同じアンテナ(コンデンサ介した電灯線アンテナを使っています。)だから、倍電流回路にしても、結局そのアンテナが受信するエネルギーで決まってしまう、ということでしょうか?
ということはアンテナから別々にすれば?と思いましたが、そこまでするなら基本回路でアンテナを強化した方がよさそうですね。
それではまたです。
最近のコメント