同調回路のQの測定(その11・・・横道ですが)
用事が片付いたので久しぶりにQ測定の方をやろうと思い、夕方から2週間ぶりに測定用のセットを取り出してオシロを繋いでみたところです。
まずは回路がおかしくなっていないか、発振回路出力(VOSC)と共振回路のバリコンでの電圧(VVC)の波形をみようとしていて、ふと見ると電源が入ってないのにVVCに何か波形が出ているのに気付きました。(下写真)
ノイズにしては綺麗だし。。。バリコンを回すと振幅が変化するし、何かに共振してるみたい。。。でも何もしなくても振幅が変動しているみたいだな。。。。で、タイムレンジを変えてみてやっとわかりました。(下写真)
考えてみたらラジオの共振回路と一緒ですから受信してあたりまえですね。
しかし書籍やWEBの写真以外で振幅変調の波形を見たのは初めてでしたので、ついラジオを持ってきてオシロ画面と一緒に動画を撮ってしまいました。
お時間とご興味のある方は見てください。
さらに試しにVVCの測定点にダイオードとセラミックイヤホンを繋いだら、音は小さめですが確かに聞えました。
アンテナはどうなっているのかな? と疑問に思いましたが、どうも電源のDCアダプタの線(GNDの方)がアンテナ代りになっているみたいです。
私のいるあたりで強力なのが1065KHzのローカル局です。電源を入れてない状態でそこに同調させたときのVVC電圧は400mVp−pでした。
電源を入れての測定中にどの程度影響があるかわかりませんが、このあたりの周波数は測定時には避けた方がよさそうだな、と考えています。
Q測定としては全然進展がない話で申し訳ありません。もうちょっと進めてから整理して記事にしようと思います。
今回のは横道ですが、ちょっと嬉しかったので記事にしてしまいました。自分のところでこういう波形が見られることだけでもオシロを買ってよかったかな、などと思っております。
ということですみませんが今日は以上です。
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