同調回路のQの測定(その18:アナログ部とデジタル部の接続)
夕方からアナログ部とデジタル部の接続とソフト動作確認を行いました。
まずは発振部の制御と周波数カウント部の動作を行っています。よろしければ下の動画をご覧ください。
最近ムービーメーカの使い方が少しわかってきたので、つい必要がなくても動画に走ってしまいます。
正直今回のはロボットみたいな面白みがないですし、撮影時のガサゴソ音が耳ざわりだったので音声カットして代りに適当なBGMを入れてみました。
今回動作させたのは下図の網掛けの部分です。主に発振周波数をPICマイコンから制御する部分と、発振周波数をカウントする部分です。
発振周波数の制御は先日取り付けた12ビットDAコンバータによって行っています。DACの出力が0〜5V、発振回路AKI-038の周波数制御電圧が-2.4〜+2.4Vですので、オペアンプのバッファで電圧をシフトしています。(シフトの結果は-2.5〜+2.5となるわけですので、規定外の-2.5Vとか+2.5Vの電圧はソフトで出さないように制御します。)
周波数カウント機能は、PIC16F877のTimer1をカウンタモードにして実現しています。Timer1のプリスケーラを1/4に設定し、4msの間のパルス入力数をカウントしていますので、カウント値がそのままKHzの周波数値として読み取れます。
4msの時間はダミーのforループで作っており(ソフトはPIC用のC言語で作っています)、オシロで確認しつつ4msになるようにループ回数を調整しました。
できたものでLCDへの周波数表示とオシロの周波数表示と比較確認したところでは差異もなく動作しており、しばらく見ていた限りではカウント値のふらつきもありませんでした。
発振周波数の制御は、測定モードではDAC設定の出しっぱなしではなく、周波数カウント値を見てフィードバック制御する予定ですので、発振周波数については安定して動かせるだろうと考えています。
さて、次は電圧観測のためのバッファと整流部の動作です。こちらは色々問題がありましたので、すんなり行くとよいのですが。。。
ということで今回は以上です。
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