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2013/08/24

100円警報器をラジオにしてみる その2

前回に引き続きまして、100円警報器のラジオ化をやってみました。

まずは、ばらした警報器。

Dscf2289 これだけでシャーシと電池ボックスと発音体があるわけです。ラジオ以外にもいろいろ作れそうな気がしますね。

Dscf2290 もともとあった基板から電源スイッチと、ついでに目に付いたリードスイッチを取り外します。リードスイッチは磁石に反応するスイッチです。今回は使いませんが、別に使えそうなのでとっておきます。電源スイッチは配線後にシャーシにホットボンドで取り付けます。

今回の回路図と基板の写真です。

Lmf501t  Dscf2291

回路はシンプルでそれなりに感度が出る3端子ラジオIC LMF501T(実際は互換品)を使いました。配線も基本的なものです。

Dscf2294 ラジオICの電源は1.5Vですが、この警報器は1.5V電池x3個で4.5Vになっています。電池を1個だけにして、隙間を丸めたアルミホイルで埋めています。

Dscf2296 バリコンは、普通のだと大きくて入らないので、たまたま買ってあったAitendoのミニバリコン(444CA)を使っています。しかし、これは容量が126pFしかないので選曲範囲が狭まってしまいます。できれば同じサイズで容量が大きい444HFの方が良いと思います。

以下バリコンをつけて完成したところ。

Dscf2297 Dscf2298

Dscf2300 Dscf2301

音は。。。。ちゃんと聞こえますよ。耳元に持ってくれば、ですが(^^;

しかし、普通のセラミックイヤホンに比べて弱いか、というとそうでもなさそうです。

というのは、イヤホンのように耳に当ててしまえば、試しに同じ回路につないでみたセラミックイヤホンと同じ位の音量で結構良く聞こえるためです。

つまり、当然ですが、これはスピーカではなく、セラミックイヤホン相当ということになりますね。

 

バリコンによる選択度は。。。かなり良くないですね。しかしこれはバリコン容量が小さいためとわかっていますので、大きいのに変えれば改善すると思います。(これも普通のバリコンに変えたら格段によくなるのが確認済みです。)

 

一応聞こえることが確認できましたので、100円警報器のシャーシと圧電スピーカを使ってラジオを作る、という実験結果としてはまあ良いかなと思います。

 

この警報器は程よい大きさで、改造もしやすく結構気に入っています。他にもこれで圧電スピーカを利用して何かできないか、考えてみたいと思います。

 

それではまたです。

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