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2010/11/12

アメリカの短波ラジオキット(その3)

 今回はこのラジオを少し解析してみました。

 まず、LCメータを使ってコイルとバリコンの値を見たところです

Dscn1283
結果は以下のようになりました。

  
 コイルのL(6〜8MHz用)   : 11.3uH
 コイルのL(12〜18MHz用) :  2.1uH
 バリコン             : 〜240pF
 
 コイルの値は周波数から考えるとそんなものかな、という感じだと思います。バリコンも普通にこちらで使っているものとあまり変わりがないようです。 

 

 

 次に動作中の高周波段の波形を見てみました。コイルの部分で取った波形が以下の写真です。

Dscn1286

 生で見るのは初めてですがクエンチング波形っぽいですね。やっぱり超再生方式だったようです。

 
 何気に超再生方式をこういう簡易なキットにもってくるところが新鮮な感じです。教材として考えた場合、回路としてはストレート方式の方が分かり易いと思いますが、せっかく作るなら感度がいい方が良いですし、どちらが良いのでしょうか?

  

 最後に、乱暴ですが試みにコイルを並四コイルに変えてみました。もしかしたら超再生中波ラジオになるかと思いまして。

Dscn1284
 しかしそんなに安易にはいきませんね。AM放送がかすかに聞こえましたが感度はゲルマラジオなみでした。ちゃんと短波帯に特性が合わせてあるのでしょう。 

ということで今回は以上です。

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