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2010/11/08

アメリカ製の短波ラジオキット(その2)

 実際に組み立ててみました。急がずにちょっとずつというつもりでしたが、やっぱり中々そうもいかないですね。ゆっくりやったつもりですが所要時間30分ほどで完成してしまいました。
   

 以下組立の過程をお見せします。最初はスプリングを立てます。右下がスプリング単体、左が指定18本のスプリングを立てたところです。
Dscn1271  Dscn1270

 スプリングは上下が細くなっていまして、太いところまでを穴に押し込むと固定されます。
 

 

 

 次が抵抗、コンデンサなどの部品の取り付けです。表側の穴から部品の足を挿しこんで、下の写真のように裏側でスプリングに挟みます。

Dscn1272

 部品がだいたい乗ったところ、中々いい感じです。

Dscn1273

 裏側はこんな感じです。マニュアルには、ここで余計なリード線をカットしろとありますが、面倒なのでやめときました。

Dscn1274

 
 最後に下の写真のように、表側にジャンパ線を貼って完成です。

Dscn1275

 早速聞いてみたところ、たった2石なのに相当な感度なので驚きました。付属の2m位のアンテナ線だけで、昼間からラジオNIKKEI、中国語、韓国語の放送があっさり聞こえました。
   
 バリコンを微妙に回していると局のあるあたりでまず発信音が聞こえて、完全に同調すると音声となって聞こえます。

 同調がかなりシャープで、バリコンをそうとう微妙に回す必要がありますが、その分ストレートで作ったときのような混信がほとんどありません。

 

 マニュアルには簡単な仕様、組み立て手順、そしてトラブルシューティングが書いてあるだけで、方式についての説明はありません。やっぱり超再生方式だと思うのですが、調整箇所がないのです。今まで見たことのある超再生回路はクエンチング発振調整用というVRが必ず付いていたように思うのですが、それがありません。

 完全無調整でもできるものなんでしょうか?私は超再生回路をきちんと理解している訳ではないので、このキットが超再生というのも怪しいのかもしれませんが。
 
 ほんとに調整はバリコンによる選局だけ。ただバリコンの容量を最大にすると発振するようです。なお電源スイッチもありません。未使用時は電源のワイヤをスプリングから外します。さすが省ける所は省いてますね。

 
思ったより面白い回路のようですので、波形を見たりコイル交換で周波数いじってみたり、と少し遊んでみようかと思います。

 
ということで今回は以上です。

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