100円ショップ ミニミニスピーカのオルゴール化 (その3:音質改善)
昨日東京から戻りました。
秋葉原でも迷ったのですが、結局戻ってからオシロスコープをAmazonで購入してしまいました。物はここにあるDS5022です→ http://www.atex.pos.to/new_page_23.htm (メーカサイトです。)
このスペックにしては3万円台前半(Amazon価格)と安いし、口コミでの評価もなかなかよいようです。これでQ測定の方も進めるようになりますし、到着が待ち遠しいところです。
秋葉原で部品を買い込んできた中にPIC12Fの高速(20MHz)バージョンがありましたので、オシロ到着待ちの間にオルゴールの音質向上をやってみました。
結果は以下の通りです。
※前作についてはこちら↓をご覧ください。
http://crystal-radio.blogzine.jp/blog/2010/06/post_6e69.html
前回のものは基本となる波形が矩形波出力でしかなかったのですが、今回はマイコンの高速性能(前のは4MHz→今回20MHz)を活かして、楽器っぽい波形をPWMで生成できるようにしています。これで以前のものより音質がよくなったはずです。
その代り、和音の処理ができず、妥協して単音にしておりますが。。。。。
回路図は以下の通りです。
PICマイコンは前回の12F509から12F675に代えました。これで速度が5倍になるほか、12F509で苦労したメモリアクセスのおかしな制約が緩和されます。ただし、その代わりに20MHz動作のために電源は5Vとし、外部に発振用のセラロックを付ける必要があります。
下の写真が作成前の位置決めの様子です。電源が5Vになったため電池で苦労しました。結局1.5Vのボタン電池3個を四隅のうち3か所に配置し、残った隅にPICマイコンを置くようにしています。
次の写真がほぼできたところです。
ミニミニスピーカの利用も3つめですので、少しこつがつかめてきたような気がします。
次回ソフトの違いを記載してみようと思います。
今回は以上です。
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