無電源トランジスタラジオ(アイディアのみ)
昨日のゲルマラジオと帯域制限フィルタの記事をアップした後に、「せっかくの強力な局の電波を制限するだけでなく、利用できないものかな?」という気になりまして。。。。
しばらく考えたところで、無電源トランジスタラジオに応用できないかな、というアイディアが浮かびました。
WEBを見ていると、受信した電波の検波後の直流分を取り出し、その電力でトランジスタ(動作電圧の低いゲルマニウムトランジスタ)を動作させる、という無電源ラジオを作られている方が何人かいらっしゃいます。
今回のアイディアは、その変形で、「同調回路を2つ持たせて、一方は検波部だけつけて強力な局に合わせて電力を取り出し、もう一方はトランジスタを付けて、取り出した電力を使って他の弱い局を増幅して聞く。」 というものです。
一応回路だけ書いてみました。
あまり細部を検討してませんので、おかしな所があるかもしれません。
今回は単にアイディアの説明用ですので、ご容赦ください。
回路図を見て頂くと分かるように、最初に書いたアイディアをそのまま回路表現にしたものです。
ただしラジオ本体の手前に帯域制限フィルタを付けています。これは、電力が取り出せるほど強力な局なら、制限しないとラジオ本体で聞こうとする弱い局にかぶさるだろう、からです。
想像では使い方は以下のようになるはずです。
@電源部を一番強い局に合わせる。
(※合わせるために一時的にイヤホンを繋げるようにしないとだめかな?)
(※以下A〜Cは、@で十分な電力が取り出せている場合に限りますね。)
Aラジオ本体を一番強い局に合わせる。
B帯域英現フィルタを調整して、ラジオ本体で聴きながらAの感度が一番小さくなるようにする。
Cラジオ本体を聞きたい(弱い)局に合わせる。
元々(ゲルマニウム)トランジスタが駆動できるほど電波の強いところならいけそうな気もしますが、どんなもんでしょう?
残念ながら、以前の実験によると我が家ではそこまで電波が強くないので、今回はアイディア止まりとなります。(それともとりあえず作ってみて中継アンテナの近くまで行ってみるか。。。ちょっとだけ考え中です。。。)
本日は以上。
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