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2009/12/08

「超再生」と「超短波」

 以前書きましたように、ラジオにのめりこんでからの一時期「ラジオの製作」、「初歩のラジオ」と購読し、読みふけっていました。

 それらの記事の中でも特に惹かれたキーワードが「超再生」、「超短波」でした。そのころの感覚では「超電磁**」並みの超技術に感じられ、「超再生検波方式の超短波受信機」なんて記事があったら必殺技コンボをくらったような気がしたものです。

 しかし、その頃も作ったはずなのですが、超再生ラジオはなぜかうまくできた記憶がありません。半田付けが未熟だったのでしょうか?

 

 ということで、今年の夏位に20数年ぶりに作ってみたのが下の超再生ラジオです。

昔は手の届かなかったバーニアダイヤルも奮発してます。

Vhf_radio1_2

中はこんな感じ。

Vhf_radio2_2

 

正直に言うと、回路はCQ Ham&Radio誌の作成記事を参考にしています。ただし周波数は高めにして航空無線帯域(110〜130MHz)を狙いました。

結果、周波数合わせに苦労しました。HNK教育TV(108MHz)がまず入りましたので、そこを下限として、120MHz位がダイヤルの中心になるようにしてなんとか合わせて。。。すると、ごく短い言葉が時々聞こえるようになりました。それはイントネーション日本語の短い英語で。たぶんパイロットから管制官への符丁なのでしょう。管制官も返信しているはずですが、空港とうちの距離のせいかそちらは聞こえませんでした。

 

忍耐強く聞いていて一度だけ「整備によろしくお伝えください。」という言葉がはっきり聞こえて、感動というほどではないですが何か納得のようなものを感じました。

 

なお、音声以外にも、飛行機の位置等を送っているという、「ピ、ガー」というごく短いデータ通信らしきものも確認しました。

今回のは受信してBGMになるでもなし、他の何か役に立つわけでもないですが、自作のもので聞こえたという達成感は最初のゲルマラジオと一緒ですし、20数年来の課題も果たしたような気がして結構満足しています。

 

以上

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