スポンサーリンク


RAKUTEN

  • スポンサーリンク

« 大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その6 | メイン | 大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その8 »

2014/04/19

大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その7

鍵盤の波形をオシロで少しまじめに解析してみました。

Dscf3260 オシロがSTN液晶の安物オシロなので見づらくてすみません。最近表示がちらつくのでTFTの新しいのが欲しいのですが、先立つものが中々(^^;

Dscf3259

 

分かったこと:

・鍵盤の抵抗板には2ms間隔でLOWパルスが見えます。幅は80us程です。

・スタイラス入力で見たそのLOWレベルはスタイラスが当たっている鍵盤横位置に相関します。

・そのレベルは鍵盤の手前、半音、奥の無段階に関係なく、横位置だけによって決まります。

・つまり、このLOWパルスのタイミングでAD変換をかければ鍵盤の位置が正しく読み取れるはずです。

 

 

そのLOWレベル以外のタイミングでのレベルは鍵盤横位置と相関しているように見えますが、良く見ると安定しておらず、手前・奥行き方向によって変わります。いまのソフトで鍵盤が正しく読めないのはそこでADCをかけているためです。

 

 

これはおそらく、ポケットミクの制御としては、LOWパルスとして見えているタイミングで抵抗板に与える電圧をドライブしていて、それ以外のところはドライブを切って余韻電圧になっているのではないかと思います。理由は消費電力低減でしょう。ドライブしっぱなしだと電流食いますので。 

 

最初に波形見たときにそうかもしれないと思ったのですが、とりあえず簡単なやり方をしてしまいました。安易なことをしてはいけませんね。

 

LOWパルスタイミングを検出する方法としては抵抗板ドライブ側の変化を監視していれば簡単なのですが、いまはそこはPICに繋いでいません。

PICマイコンのピンの余りがあまりないし、今から配線を追加するのも面倒なんで、できればソフトだけでやろうと思います。キーと同じように20usタイマーで監視してレベルが下がる所を捕まえればよいかと。

 

 

今日はこれから飲み会なので、明日時間が有れば続きやります。

 

それではまたです。

 

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.blog.ocn.ne.jp/t/trackback/240957/24745334

この記事へのトラックバック一覧です 大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その7

コメント

m様。こんにちは。情報ありがとうございます。
鍵盤読み取りは少しだけ改善したのですがまだ安定していないところです。キャリブレーションはまだ一度もやっていなかったので試してみます。

すごい改造ですね!楽しく拝見しております。

キャリブレーション中は鍵盤部を触ればLEDが光りますが、リボン部をさわってもLEDに変化がありません。
なのでポケミクのカーボン鍵盤はおそらくY軸も読んでます。 その信号が見えてるのですかね。

コメントを投稿