AITENDOのDSPラジオIC KT0911 その2
ためしにいじってみようかと考えていたDSPラジオICAitendoのKT0911ですが、ちょっとめんどくさいことに気付きました。
32.768KHzリファレンスクロックのRCLKピンですが、外部入力なんですね。参考回路ではLCDドライバの3610とやらから貰うように書いてあります。
このドライバを使わない場合は、Xtalではなくて発振回路を外に持たないといけないようです。
発振回路を組んでも良いのですが折角シンプルに作りたかったのになんか納得がいきません。
EEPROM代わりに付けるつもりだったPICから供給を、とも考えましたが、精度を持たそうとするとPICの方に外部Xtalがいるようになるし。
とやる気をなくしていたところ、Aitendoの別のモジュールに気付きました。
ラジオモジュール[RDA5807-M]というものです。
このモジュールの概要説明には周波数範囲:76-108MHzとありますが、使われているDSPラジオICのRDA5807HSのデータシートを見ると、なんと50〜108MHzと書いてあります。
元々FM 50MHzを聞いてみようと思ってKT0911に注目していたのですが、このモジュールでもよさそう。こちらならマイコンで直接制御できるし。ということで乗換え方向です。
それではまたです。
ezekiel 様。 丁寧なご返信ありがとうございます。
何かお役にたてそうなことがありましたらいつでも気楽にお書込みください。面白いチップですので、無事動作されることを期待しております。
(記事にありますように私はクロック回路をきらって
逃げちゃってますので(^^; )
投稿 見習職人 | 2013/05/08 02:21
ご丁寧にありがとうございます。
教えて頂いた事、即座には理解出来るかどうか分かりませんので
理解出来る迄、今暫く猶予を頂きたいと思います。
お忙しい所申し訳ありませんでした。
感謝致します。
投稿 ezekiel | 2013/05/07 22:28
前の説明が簡単すぎましたので補足いたします。
●シリアルROMのデータシートによるとリードする場合には、先にライトまたはダミーライトによって読みだすアドレスを設定する必要が有ります。24LC02と24C512では、そのアドレス設定プロトコルが違っています。
●24LC02のそのあたり説明は以下データシートの5、6ページにあります。
http://file.yizimg.com/937/2008042505170613.pdf
WRITE/RandomReadの図でアドレスがWORDADDRESS1回しかないのが分かります。
●24C512の場合は以下データシートの11ページを見てください。
http://www.atmel.com/Images/doc1116.pdf
WRITE/RandomReadの図でアドレスがFIRST,SECOND(1srt,2nd)の2回になっているのが分かります。
●CurrentAddressReadを見るとアドレス設定が有りませんが、これはその前に既にアドレス設定がされているのが前提です。
●もしかしたら、電源オンリセットで内部アドレスが00になり、アドレス設定をしなくてもCurrentAddressReadで頭から読めるのではないか(それならアドレス設定プロトコルの違いは問題なくなります)という可能性も考えましたが、両方のデータシートを見た限りではそういう機能は見当たりませんでした。
●ということで、残念ながら24C512はKT0911では使えない、ということになりそうです。
投稿 見習職人 | 2013/05/07 19:47
ezekiel 様 ご訪問ありがとうございます。
24LC02と24C512のデータシートを確認しました。
I2Cプロトコルが以下のように異なっておりますので、残念ながら24C512は使えないと思います。
・24LC02 : デバイスアドレス-ROMアドレス-データ
・24c512 :デバイスアドレス-ROMアドレス1-ROMアドレス2-データ
24LC02が2048bitに対して24C512は512Kbitもありますので、それだけアドレスのビット数が増えており、アドレスを2回に分けて出す必要が有るということだとおもいます。
こうしてみるとKT0911は24LC02(あるいは同じサイズ)特化と言えるかもしれません。
ご参考にどうぞ。
投稿 見習職人 | 2013/05/07 13:02
こんにちは
aitendoのラジオIC関係の製作記事を検索していて辿りつき
読ませて頂いています。
実はkt0911の製作記事を探していまして、このICで組み立てて
見たのですが、さっぱり動きません。
宜しければ、製作に関しまして、少しでも知識を分け与えて頂ければ幸いに存じます。
今kt0911とeepromとのI2C通信で、データーシート中のeepromは
24LC02が使われていますが、手持ちの関係で同じマイクロチップの
24C512を使い、eepromのアドレスの二つに渡ってデーターを書き込み電源ONしたのですが、さっぱり動きません。
24LC02に24c512は使えないのでしょうか、この辺の知識が無い為にデーターシートを見ても分かりません。
誠に勝手なお願いですが、もし、教えて頂けるのでしたら宜しくお願いします。
投稿 ezekiel | 2013/05/06 16:15