終戦直後のパン焼き機を実験してみた
子供のころ。実家に有った大昔の雑誌で(確か暮らしの手帳・終戦記念特集)木箱とAC100V電線だけで作る「パン焼き機」の話を読んだことが有り、一度試してみたいな、と思っていたところ、100円ショップで見かけたスケッパー(ケーキ作成用のヘラみたいなもの?)がちょうど電極になるな、と思い実行してみました。
※※感電・ショートの危険が有りますので、もしも試される方がおられたら自己責任で、十分注意して行ってください※※
スケッパーというのはこれです。これ2個を電極として使います。
ACケーブルを剥いてスケッパーにガムテープで固定します。手で触る所はしっかりとガムテープで保護します。
※※必ずACコンセントを抜いた状態でやること※※
これが、そのパン焼き機の姿です。レンジOKのタッパにお菓子用の敷紙を敷き、ACを繋いだスケッパーを両端に固定して完成です。
昔のは粉と砂糖だけだったということですが、簡単にできそうなホットケーキミックスを使ってみました。写真にはないですが導電性を良くするため塩少々を足しています。
出来栄えは動画をご覧ください。
味の方は?感じは蒸しパンです。思ったより熱々で焼きむらもなく普通に美味しかったです。
近頃レンジで作る蒸しケーキがありますが、あれより水っぽさがなく美味しく感じました。
ただし、塩を適当に入れたためちょっとしょっぱめではありましたが。
それではまたです。
こんにちは。今回電流は測っていません。焼け具合と電流の相関を採ってみると面白いかもしれませんね。
特に調整箇所もないのに焦げる様子は有りませんでしたので、うまいことフィードバックがかかっているのだと思います。物のない時代に最初に考えてやってみた人は偉大ですね。
なおスカッパーはスケッパーに直しました。(^^;
投稿 見習職人 | 2013/02/11 15:54
この方法は、パンが焼けるに従い水分が減って電気抵抗が高くなり、コゲずにうまく焼けるということを聞いたことがあります。
流れる電流は測ってみました?
ところで、"スケッパー"では?
投稿 通りすがり | 2013/02/11 15:17