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2010/03/02

複同調方式ゲルマラジオ

 2月後半に会社を辞めて田舎に戻りました。最後の業務と引き継ぎ、その後の引っ越しに予想以上に手間取りまして、更新している暇もなかったのですが、ようやく少し落ち着きました。これからは時間的には余裕ができそうです。

 

ということでブログ再開の第一号としてゲルマラジオについて。これは外部アンテナ無しで聞こえることを目指して作ってみました。

Radio1

 ゲルマラジオは実に奥が深く、これまでにいくつ作ったか作忘れたくらいですが、とにかくコイルの巻き方やアンテナの張り方等で感度や選択度が全然違うものができてきます。それだけにどこまで感度をを上げられるか、チャレンジのし甲斐もあります。

 

今回のものは、回路図としては下のようにシンプルになってしまいますが、4点ほど工夫してみました。

Radio1 (図をクリックすると大きな図が開きます。)

@ 高周波抵抗を下げるので良いといわれているリッツ線を使用。
 (リッツ線は入手困難かと思いましたが、秋葉原のオヤイデ電気から簡単に買えました。)

A できるだけ大きめのループコイルを使用。
 (100円ショップの円筒紙ケースでちょうど良いものを本体兼コイルボビンとしました。
  直径16.5cmのケースで、25回巻きとしました。)

B 複同調回路としてみる。(これは分離を良くするということで、感度には貢献しない
  みたいですが、一度やってみたかったのでとにかく付けてみました。)

C コイルにタップを付けて、検波回路+イヤホンのインピーダンスマッチングで少しでも
  音量を稼ぐ。

結果:

外部アンテナレスという目的は達成しました。ループアンテナという特性上、横に寝かせて放送局方向(感度の高い方向)に向ける必要がありますが、方向が合えば十分な音量が得られます。タップも変えてみて最大音量になる点があるので効いていると思います。

しかし複同調に関しては効果が良くわかりません。というのは、田舎なもので、聞こえているのがローカルの一局だけで、元々分離もへったくれもなく、判断のしようがないためです。

 

とはいえ、外部アンテナ無しがゲルマラジオの一つの山みたいなもの(もう一つの山がスピーカ駆動?)と考えていますので、それができたことで今回はそれなりに満足しています。

 

最近鉱石(黄鉄鉱)を入手しましたので、次は本当の鉱石ラジオにチャレンジしたいと思います。

以上

 

 

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