大人の科学 ポケットミクを改造してみる。 その11
連休に入りましたね。今日はポケミクに表示エフェクトを付けてみました。
もっと凝った表示をしようと思っていましたが昨日の飲み会で二日酔いぎみのため、とりあえず音声波形までです。
PICのAD入力が余っていたので、そこにフォンジャック出力を繋ぎました。回路図は以下の通りです。
フォンジャック出力は当然ACだろうと思っていたのですが、波形を見たところ0〜5V位の範囲のDCだったので、抵抗で分圧しているだけです。
なお、鍵盤の今回少し改善しました。これまでは鍵盤位置を鍵盤全体一律の係数で計算していたのですが、今回から27個ある鍵盤一個一個のADC値範囲を定義して、その範囲内かどうかを吟味するようにしました。
メモリと時間のかかる方法なのであまり好きではないですが、とりあえずこれでキーのずれは起きなくなったようです。
古い一律係数の場合は2つくらいの特定キーでずれ見られたのですが、多分係数の求め方か丸めこみが適切でなくて、その位置で閾値が微妙なところになっていたのかな、と思います。
音声波形の取出しは、なんとか解析して口パクを波形に合わせられないかな、という考えでやってみたのですが、ちょっと簡単じゃないかもしれませんね。FFTをかけて周波数成分を見ないといけないのかな?さすがにPIC24でもCPUパワーがたりないか?
あとは、ポケミクの操作状態が一通り読めるようになりましたので、次は逆に制御する方向で考えています。
まずはDACを付けて自動演奏。ただの自動演奏だと面白くないので、ようやく読めるようになった鍵盤リードと合わせて手動演奏の記録・再生にトライ予定です。
MIDIでやれば簡単なのかもしれないですが(^^; 大昔シリアルでMIDIを動かしたことはあるのですが、今のPICでUSB-MIDIを動かす方法が分からないので、もうしばらく今やっている無理やりハード方式で進めちゃいます。
それではまたです。
コメント