新習志野発新潟港経由ジャカルタ行き
2019,10,09
刊行から2年が経過した「京葉線新東京トンネル」ですが、“ゆるく長く”といったペースで皆様のお手元に渡り続けているようで、大変光栄に思っております。お買い上げいただいた皆様、改めて御礼申し上げます。

さて、この2年の間に京葉線では新たな変化が起きています。山手線への新型車両E235系投入、それに伴う総武線へのE231系500番台転用、そしてそこで捻出された209系500番台・E231系0番台により武蔵野線を走ってきた205系の置き換えがついに始ったのです。この205系ですが、実は全ての車両で次の転用先が決まっています。その行き先はなんとインドネシアの首都ジャカルタ。
JR東日本では2014年にジャカルタの通勤電車を運行する鉄道会社(PT.KAI Commuter Jabodetabek)と鉄道運営に関する技術支援を行うことを発表しており、これまで埼京線・横浜線で使用していた205系を300両以上譲渡しています。元々ジャカルタの通勤鉄道は日本のODA(政府開発援助)を利用して建設されたこともあり、諸規格も概ね揃っていることから1990年代以降散発的に日本の廃車車両が譲渡されてきました。しかし、これまでは現地到着後のアフターサービスはほぼ皆無だったため、故障した車両どうしで部品を奪い合いながら何とか稼動させる「共食い整備」も常態化するなど、十分な支援とは言い難い状況が続いてきました。JR東日本ではこれを改めるべく、現地との人的交流、部品供給を含めた継続的な運営支援に乗り出しており、車両の稼働率が向上するなど現地でも好評となっています。



武蔵野線の205系の廃車(=インドネシアへ向けた発送)は1ヶ月に1〜2編成のペースで進められており、既に約半数の編成がインドネシアへ旅立っています。車両基地がある新習志野駅出発時には、編成最後尾の行先表示器に毎回「ジャカルタ」の文字と季節に合わせたイラストが添えられた紙が差し込まれるのが通例になっており、ここ数回は新習志野駅構内の売店で記念グッズの販売まで実施されるようになりました。筆者も学生時代から数え切れないほどお世話になってきた205系電車ですが、海の向こうでも気に入ってもらえることを願っています。
  
在庫限りで販売終了となります
2019,03,10
「京葉線新東京トンネル」は、2017年8月のコミックマーケット92での刊行以来おかげさまで500名様以上の方にお買い上げいただいております。お買い上げいただいた皆様本当にありがとうございました。

さて、刊行からおよそ1年半が経過いたしまして、東京駅や八丁堀駅では開業時のバブル景気を象徴するものでもあったドーム型天井が耐震改修工事により全て消滅するなど大きく状況変化しています。このため、現在の形での再々増刷は難しいと思われることから、現在残っている在庫をもって京葉線新東京トンネルの販売は一旦終了することといたしました。現在の委託販売書店は「まんだらけ中野店(鉄道グッズ専門ショップ「流線型事件」)」「書泉グランデ」「書泉ブックタワー」および各店舗の通販となります。在庫限りとはいうものの、筆者所有の倉庫にはまだ100冊近い残数がありますので、すぐに完売となることはないかとは思いますが、入手をご希望される方はお早めにお求めいただきますようお願いいたします。
  
バブルの栄光は遠くに・・・
2018,08,20
京葉線新東京トンネルを刊行してから早いもので1年が経過しました。先週開催されたコミックマーケット94では旧刊にもかかわらず多くの方に本誌をお買い上げ頂きました。これまでお買い上げ頂きました皆様、誠にありがとうございます。


さて、今年のコミックマーケット94は台風が接近するかと思いきや当日は晴れて猛暑に見舞われる厳しい気候となりました。閉会後は全身汗臭くなってしまったこともあり、ビッグサイト近辺の銭湯を探して身体を綺麗にしてから帰ることにしました。お台場にある大江戸温泉物語や月島の銭湯は混んでいるだろうと予想し、チョイスしたのは少し離れた八丁堀の湊湯という銭湯です。すぐ裏手の公園にはNTTドコモが運営しているレンタサイクルのポートがあり、京葉線新東京トンネル制作時の現地調査で利用していました。銭湯自体は最近建て直されたようで、一般的な銭湯のイメージとはかけ離れた現代的で清潔なつくりとなっています。少々面積が狭いため時間帯によっては混雑している場合もありますが、幅広い客層で賑わっていますので近くを訪れた際は是非お立ち寄りいただければと思います。


銭湯を出た後は八丁堀駅まで直行し、京葉線で帰途につきます。2011年の東日本大震災では、震源地に仙台駅新幹線ホームで天井の化粧パネルが落下する事故が発生しました。これを受けJR東日本では、現在各駅構内で天井パネルの落下を防止するための補強工事を進めています。八丁堀駅でも昨年の京葉線新東京トンネル刊行直後よりその工事が実施され、今年春頃に完了しました。この補強工事の過程で、大変残念なことに地下1階の改札口前にあったドーム上の天井装飾が撤去され、一般的なパネルを使用した平天井に変わってしまいました。同様の補強工事は隣の東京駅でも行われており、地下3階のエスカレータ降り口に2箇所あった八角形のドーム天井が消滅してしまったことを確認しています。丸の内側地下1階については8月現在も残存を確認していますが、こちらも天井の補強工事が始まっており照明の電源が切られていることから、近日中の撤去が予想されます。
京葉都心線の地下駅はバブル景気に沸く平成初期に建設されたこともあり、鉄道駅では珍しい豪華な内装が多用されていましたが、時代の流れとともにコスト重視の設計に変わりつつあります。在りし日の“バブルの栄光”は「京葉線新東京トンネル」の41ページ(八丁堀駅)・60ページ(東京駅)に残してありますので、お手元にある方は是非ご確認ください。
なお、昨年から継続しております書店委託販売ですが、好評につき一部の店舗様では完売となりました。代替として筆者個人による自家通販をスタートしました。コミックマーケット94に合わせて増刷を実施しましたので、現時点では筆者手元には十分に在庫があり、確実にご購入いただけます。自家通販にてご購入を希望される方は「出展予定」ページより詳細をご確認のうえご注文ください。
  
コミックマーケット94出展情報&書泉様での販売再開
2018,08,09
来る8月10〜12日に東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット94」に弊サークル未来へのレポートが出展します。出展日は3日目の8月12日(日)、スペース番号は「東“T”ブロック51b」です。今回は「京葉線新東京トンネル」と「東急新玉川線(上)」の既刊2作品のご用意となります。皆様のお越しをお待ちしております。

続きまして書店委託販売のご案内です。4月に新たに委託販売を開始した神保町の書泉グランデ様、秋葉原の書泉ブックタワー様では、刊行後半年近くが経過しているにもかかわらず完売となり、5月中旬より販売を休止しておりました。コミックマーケット94に向けて「京葉線新東京トンネル」「東急新玉川線(上)」ともに増刷を実施いたしましたので、本日より販売を再開しております。同社通信販売サイトでも取り扱いを再開しております。
台風は何とかコミックマーケット当日までには日本列島から去りそうですが、代わりに猛暑が戻ってくることでしょう。炎天下で何時間も並んだり動き回りたくないという皆様、是非書店での委託販売をご利用ください。
  
コミティア124出展情報更新
2018,04,19
お待たせいたしました。5月5日(土)に東京ビッグサイトで開催される「コミティア124」の情報を「出展予定」ページに公開しました。コミティアは既存の作品のパロディなどではない完全オリジナルの同人誌即売会として3カ月おきに東京ビッグサイトで開催されています。漫画については出版社の持ち込みコーナーも設けられ、新人発掘の場としても活用されています。
一般参加者の皆様向けの特徴としては「カタログ購入が入場証になる」「見本誌閲覧コーナーが設けられている」という2点があげられます。
カタログはコミックマーケットなどと同じく出展サークルのサークルカットが一覧になっています。当日は会場入口でカタログの有無を係員がチェックしており、これがないと会場に入ることができません。(弊サークルが初めて出展した「コミケットスペシャル6」と同様のシステム)カタログ「ティアズマガジン」は4/15(日)よりとらのあな・メロンブックス・COMIC ZIN等の同人誌書店、アニメイト・ゲーマーズなどのコミック店、書泉グランデ・ジュンク堂池袋本店・ツタヤ渋谷など一部の一般書店で購入できます。また、当日会場入口でも販売しますのでご来訪の際は必ずご購入してください。
「見本誌閲覧コーナー」があります。当日各サークルでは頒布物を見本として1部ずつ運営団体に提出します。提出された見本誌は会場中央のテーブルに集められ、一般参加者向けの見本誌閲覧コーナーとして提供されます。これにより、サークルの出展スペース前が混雑していた場合でも見本誌を気軽に閲覧することができます。“品定め”の際は是非ご活用ください。
今回は既刊のみのご用意となりますが、現在製作中の「東急新玉川線(下)」のPRチラシを制作し無料で配布する予定です。
  
書泉グランデ・書泉ブックタワーで取り扱い開始
2018,04,11
現在も継続中の「京葉線新東京トンネル」「東急新玉川線(上)」の書店委託販売ですが、本日より新たに神保町にある「書泉グランデ様」、秋葉原にある「書泉ブックタワー様」でお取り扱いを開始しました。書泉グランデ様は6階に鉄道書専門のフロアがあり、そこでのお取り扱いとなります。書泉様は古くから同人誌やコアなファン向けのマニアックな書籍を豊富に取り揃えていることで有名です。筆者も日頃からブログの記事制作の際の情報収集に活用させていただいております。鉄道書をお探しの際には是非弊サークルの作品につきましても合わせてご覧いただけると幸いです。

また、これとは別に5月5日(土)に東京ビッグサイトで開催されるオリジナル同人誌即売会「コミティア124」への出展も決定しました。スペース番号は「W60a」です。詳細は近日中に「出展予定」ページに追加しますのでしばらくお待ちください。
  
一部店舗完売について
2018,01,14
「京葉線新東京トンネル」を委託販売している店舗のうち、COMIC ZIN様につきましてはおかげさまで大変ご好評となっており、新宿店・秋葉原店の各実店舗では完売もしくは在庫僅少となっております。まんだらけ中野店ではまだ在庫に余裕がありますので、実店舗で確実に入手を希望される場合はそちらをご利用ください。なお、自宅にはまだ在庫が100冊ほど残っているため、書店委託分が完売した場合は「総武・東京トンネル」シリーズと同様筆者個人による通信販売を行うことも検討しております。移行の際は改めてご案内いたします。
  
「おもしろ同人誌バザール4」ご来場ありがとうございました
2017,10,31

10月28日(土)のおもしろ同人誌バザール4へのご来場、誠にありがとうございました。久しぶりに参加する小規模オンリーイベントということで、コミックマーケットとは異なるのんびりとした雰囲気も楽しみつつ当日を過ごすことができました。今回は台風が接近中かつ既刊のみということもあり、参加費の回収すらも無理かと覚悟していましたが、イベント全体では500名を越える来場者数(主催者によれば史上最多だそうです)を数え、弊サークルでは各誌とも10冊程度捌けるという結果となりました。今回のイベントで弊サークルを初めて知るという方も多かったようで「3種類全部ください」という方も半分程度いらっしゃいました。また、参加しているサークルの方からも「いつもサイト見ています」とのお声を頂きました。このように感想を頂けると大変励みになります。
街中の会議室などで行うオンリーイベントでは、当日たまたま立ち寄るという方もいらっしゃるようです。今後もしそういったイベントに参加する場合は、初めての方でも手に取りやすい「薄くてライトな(価格・内容双方の意味で)」作品もご用意しようかと考えております。会場の立地や来場者層を見極めながら作品の展開をしてまいります。
  
「おもしろ同人誌バザール4」のスペース番号が確定しました
2017,10,11
10月28日(土)にベルサール神保町で開催される情報系同人誌オンリーイベント「おもしろ同人誌バザール4」のスペース番号が確定しました。スペース番号hば「43」です。当日は鉄道関係の同人サークルもいくつか出展するようです。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
  
「おもしろ同人誌バザール4」に出展します
2017,09,15
10月28日(土)にベルサール神保町で開催される情報系同人誌オンリーイベント「おもしろ同人誌バザール4」に出展します。今回はコミックマーケット92以前で刊行した「京葉線新東京トンネル」「総武・東京トンネル(上・下)」の再販を実施する予定です。また、今冬リリース予定の新刊「東急新玉川線」(仮題)の制作進捗状況もご報告できればと考えております。
イベントの概要につきましては、本サイトの「出展予定」ならびにおもしろ同人誌バザール公式サイトをご覧ください。スペース番号につきましてはまだ発表されておりません。確定次第本サイトでご案内いたしますのでしばらくお待ちください。

おもしろ同人誌バザール公式サイト(別ウィンドウ)
  
COMIC ZIN様でも委託販売開始!
2017,08,26
まんだらけ様に加えまして、「総武・東京トンネル」シリーズでもお世話になりましたCOMIC ZIN様でも京葉線新東京トンネルの委託販売を開始しました。新宿・秋葉原の実店舗でご購入いただけます。(通販サイトについてはまだページが確認できておりません。反映までしばらくお待ちください。)
  
実は危機だったんです…
2017,08,17
夏コミが終わると数日で今度は冬のコミックマーケット(93)の申し込み期限がやってきます。現在はこの申し込み作業と並行して、京葉線新東京トンネルの書店委託販売に向けた発送準備を進めています。実店舗での販売開始まであと数日お待ちください。
さて、皆様にご心配をおかけしないため秘密にしていましたが、実は開催直前の1週間は出展の可否を左右しかねない危機的状況に陥っていました。筆者の私が原因不明の激しい下痢に見舞われていたのです。事が起きたのは7日(月)の夕方で、突如水同然の便が出るようになり、それが1時間程度の間隔で繰り返すため満足に寝ることすらままならない状況となりました。前日搬入は一人で千葉の自宅から東京ビッグサイトまで車を運転することになりますが、経由する高速道路(東関東自動車道湾岸千葉IC〜首都高速湾岸線有明出入口)は往路の1箇所しか途中休憩できる場所がありません。また、食事をとっても2時間程度で排出されてしまうことから、水分や栄養も十分摂取できていないことを意味し、イベント当日の過酷な環境には耐えられない状況となりました。2日ほど様子を見ましたが、症状が快方に向かわないため病院で強力な下痢止めを貰い、消化器の動きを強引に止めながら前日・当日を乗り切ることとなりました。現在は一応症状は治まっていますが、以前の感覚で食べるとどうなるか予想できないため、遠出は控え、食事の量も減らしながら様子を見ています。
原因として思い当たるのは原稿制作期間中の度重なる徹夜、制作が終了した数日後急に自転車で20km走るという激しい運動をしたこと、イベントに向けて栄養を取ろうと暴飲暴食を重ねてしまったことが挙げられます。思えば、「総武・東京トンネル」の制作期間中も暖房に当たると蕁麻疹が出る謎の症状に見舞われていました。(その後自然に快方に向かい、どんなに寒暖の激しいところに行っても同様の症状が出ることはなくなりました。)今年で筆者も30代に突入し、少しの無理が体調に深刻な影響を及ぼすようになってきているのかもしれません。今後はオーバーワークにならないよう細心の注意を払ってスケジュール構成をしていきたいと思います。
  
まんだらけ様で通信販売予約承り中です
2017,08,15
昨日夕方より、同人誌書店の「まんだらけ」様で京葉線新東京トンネルの通販予約を開始しました。価格は1冊1000円+消費税です。国内で少量のご注文の場合、送料が低廉なメール便での配送が可能です。また、海外発送も可能となっております。近日中に在庫を中野ブロードウェイ内にある実店舗に送る予定になっており、到着次第実店舗での販売も開始されます。詳細は「出展予定」ページをご確認ください。
今後はまんだらけ様以外の書店においても準備ができ次第販売を開始する予定です。皆様のご利用心よりお待ちしております。
  
ご来場ありがとうございました
2017,08,13

コミックマーケット92の2日目が無事終了いたしました。弊サークル「未来へのレポート」にお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回のコミックマーケット92は1日目はほぼ終日、2日目も朝まで雨に見舞われたことから来場者数はやや減っています。(2日目は前年比2万人減の15万人とのことでした。)このため、新刊「京葉線新東京トンネル」については300冊を搬入しましたが、40冊ほどが余るという結果となりました。来場者数に関しては天候や土日・祝日との関係もあってある程度変動がありますが、前日搬入の記事でも触れたとおりスペースの寸法による搬入量の上限もあるため、今後の出展では新刊250〜300冊を搬入量の目安にしたいと思います。
予想外だったのが初回リリースから2年経過している「総武・東京トンネル」で、またしても12時過ぎに用意した上下巻50冊ずつが完売となってしまいました。ご購入いただけなかった皆様、申し訳ございません。2年前の有楽町排水所冠水事故で話題になったためか、それとも偶然沿線にお住まいの方が多かったのかは不明ですが、完売後もかなりの方々に見本誌をご覧いただき、「再販予定はある?」といったご質問を頂きました。春まで実施していた書店での委託販売では、リリース後半年程度で販売数は下降線をたどり、0に近い状態が続いていたため、矛盾する結果に正直当惑しているところです。即売会のみで購入するという方もいることから、書店委託とは搬入数の考え方を変える必要があるのかもしれません。
新刊の「京葉線新東京トンネル」につきましては、複数の書店担当者様直々に早期の販売開始の要請もいただいております。新規の増刷の必要はありませんので、できる限り早い時期に販売をスタートできるよう準備を進めてまいります。「総武・東京トンネル」につきましては、上巻の在庫が再び0になったため増刷が必要となっています。下巻と合わせ、冬のコミックマーケットで再度出品することを考えています。
  
いろいろ限界が見えてきた前日搬入
2017,08,11

先ほど東京ビッグサイトへ行き前日搬入を済ませてきました。昨年秋から教習所に通い、取得した車の運転免許がいよいよ役に立つ瞬間でもあります。
コミケWebカタログのお気に入り登録数は、毎回そうなのですが一般参加者の方はサークルチェックを直前に行うようで、イベント3日前あたりから1日10名様単位で増えることが多く、今回はついに100名様を突破(※)いたしました。ご登録いただいた皆様ありがとうございます。この状況を勘案し、今回は新刊「京葉線新東京トンネル」は300冊、既刊「総武・東京トンネル」上下巻をそれぞれ50冊ずつの計400冊を搬入することとしました。これらを100冊ずつ段ボールに詰め、車に乗せて運びました。現在所持している荷物用台車は、キャリーバッグに毛の生えたようなチープなもので、耐荷重が30kgしかありません。A4で50ページ以上ある本が100冊も入っていると重量は30kg近くになってしまうため、台車に積めるのは1個が限度になります。このため、数百メートル離れた駐車場から何度も往復することとなってしまいました。搬入用機材の増強が今後の検討課題になりそうです。
一応400冊はスペース内に収まりましたが、搬入時点では段ボール1個が机の下に収まらず、床に放り出した状態になってしまいました。はみ出した分はイベント開始後中身を机の上に展開するため、出展の支障にはなりませんが、別の見方をすれば現在の「島中サークル」の状態でこれまでのように数倍のペースで搬入数を増やし続けることは、正常な応対や周辺のサークル様への迷惑防止の観点から難しいことを意味します。今後はイベント後ではなく、イベント前に書店での委託販売を開始するなど、搬入数を抑える工夫も必要になってくると思われました。
余談ですが、普段筆者は原稿データをRAID1(2台のディスクにで同じデータを保存するシステム)構成している外付けHDDに加え、マイクロソフトのオンラインストレージであるOneDriveにバックアップをしています。前日搬入から帰宅後、珍しくこのOneDriveがアクセス障害を起こしていました。原稿作成期間中に発生していたらきっと大変なことになっていたでしょう…。

※:ただし、前回出展時に登録し、今回のコミックマーケット92には訪れないという方の登録が一定数放置されていると思われるため、登録数=実際の来訪数にはならないと思われます。
  
「京葉線新東京トンネル」到着
2017,08,09

観測史上3番目の長寿台風となった台風5号(ノルー)により宅配便が遅延するのではないかとヤキモキしましたが、無事本日「京葉線新東京トンネル」が手元に到着しました。入稿直後に早速ミスを発見しておりますが、文意を大きく変えてしまうような重大なものではないため、そのあたりは後々一覧にして公開する予定です。
前回の「総武・東京トンネル(下)」よりもページ数は少ないため、ダンボール1箱あたりに入る部数は多くなっています。このため、総武・東京トンネルの再販分を加えても前回より多く現地に持ち込むことができます。前回は12時過ぎに完売となってしまったことを鑑み、今回は2倍近い300冊を搬入する計画です。(7月に実施した購入希望アンケートでは、前回よりも現地での購入希望者が少ないとの結果となっているため、12時頃に完売するといった事態は避けられると見ています。)万一、早期完売となってしまった場合でも可能な限り早く書店での委託販売をスタートできるよう、その分もまとめて今回印刷しておりますので、そちらも合わせてお待ちいただければと思います。
  
注意事項を公開しました
2017,08,07
コミックマーケット92当日まで1週間を切りました。「出展予定」ページ内に当日の注意事項について掲載いたしましたので、コミックマーケットカタログの諸注意ページとともにご一読をお願いいたします。
今回はこれまでとは異なり気候の厳しい夏コミックマーケットの出展となります。特に午前中にご来場される場合は、長時間屋外で待つことも考えられますので、水分補給、帽子の着用、日焼け止めを塗る(日傘は使用禁止)等、暑さや日差しへの対策は十分に行ってください。長時間会場に滞在される場合、飲み物は500mlペットボトル1本では足りません。会場内にも自販機は多数設置されていますが、混雑により辿り着けなかったり、品切れになっている場合もありますので、事前に購入して持ち込むことをお勧めします。(筆者は通常、1本は買ってそのままの状態、もう1本は前日に冷凍庫で凍らせたものを持ち歩くようにしています。こうすることで凍らせた方は溶けるまでの数時間、体に当てる冷却材代わりに使うこともできます。)また、普段冷房の利いたオフィス等で過ごされている方は、根本的な対応として事前に数日間かけて暑さに慣れておくという対応も必要かと思われます。(汗をかき慣れておくのは体臭対策としても有効です。)
新刊「京葉線新東京トンネル」につきましては、イベント後早期に書店委託販売が開始できるよう現在準備を進めております。体調がすぐれない方、遠方にお住まいで負担が大きい方はぜひそちらをお待ちいただくようお勧めいたします。
これ以外につきましては前回出展時とほぼ同様の対応となる予定です。当日何か追加でご案内が必要になった際はTwitter(@Rf_notifyまたは@takuya870625)にてご案内いたしますので、投稿内容に注意していただくようお願いいたします。
  
入稿完了しました
2017,08,02
7月末に実施いたしました、購入希望調査へのご協力ありがとうございました。今回も60名様以上の方からご購入希望を頂きました。コミックマーケット92会場でのお取り置きのご依頼につきましては今後も受け付けますので、メール・Twitter等でお申し付けくださいませ。


さて、今年に入ってから制作を続けてまいりましたコミックマーケット92向け新刊「京葉線新東京トンネル」ですが、昨日8月1日に原稿が完成し印刷所へ入稿いたしました。今回は手直しの指摘なども無くこのまま印刷作業に入るとのご連絡を頂いております。今回も76ページを使い、各トンネルの工法上の特徴、駅の3DCG図など定番の内容に加え、長年死蔵となっていた(?)写真をフル活用し車両の解説なども充実させております。欲を言えばさらに載せたい内容はたくさんありましたが、それではいつまでたっても本として完成しないため、一区切りとして今回出させていただきます。配送中の事故等が無ければ来週初めにも現物を受け取れる予定です。8/12(土)に皆様のお手元へお渡しできることを楽しみに待っております。
  
購入希望アンケートを実施中です
2017,07,23
コミックマーケット92まで残り3週間ほどとなりました。原稿の方は8割ほどできあがっており、完成次第印刷発注を行う予定です。発注が近くなってまいりましたので、前回出展時と同様印刷部数を決定するためアンケートを開始しました。アンケートでは新刊の「京葉線新東京トンネル」に加え、再販となる「総武・東京トンネル」上下巻につきましても購入数を調査します。「京葉線新東京トンネル」と手元在庫が払底している「総武・東京トンネル(上)」につきましては、当日会場に搬入する分以外に今後計画している書店委託や通信販売分も含めて印刷を行う予定です。従いまして、当日会場にお越しいただかない方で今後ご購入を希望される方につきましてもアンケートの対象となります。ご購入をお考えの方は是非ご回答をよろしくお願いいたします。

アンケートページはこちら
アンケートは終了しました。イベント当日のお取り置きにつきましてはメール、Twitterにてお申し付けください。
  
当日の売り子さんを募集します!
2017,07,09
前回のコミックマーケット89と同様に、今回も8月12日の出展当日に弊サークルでお手伝いをしていただける売り子さんを募集します。前々回のコミケットスペシャル6、ならびに前回のコミックマーケット89での出展実績から、今回も開会中全時間に渡り2人体制での応対が必須になるものと予想しています。今回も残念ながら(?)筆者は一緒に参加する同志が居ないこともあり、このままではトイレにすら行くことができなくなってしまいます。難しいお仕事はありませんので、初参加の方でも大歓迎です。
ただし、今回は夏のコミックマーケットです。東京ビッグサイトの展示ホールには空調設備は完備されておりますが、来場者数があまりにも多いイベントであるため、時間帯によっては館内が非常に蒸し暑くなります。(夏コミの環境については方々のWebサイト等で説明されていますので、気になる方は一度参照してみてください。場合によっては結構過酷なものになります。)一般的な健康状態の方であればかなり不快に感じることはあるものの、一応安全に過ごすことはできますが、もしも暑いところが極端に苦手とか、体力に自信が無いという方につきましては今回は応募をお見送りいただいた方が賢明かと思われます。冬のコミケにも出展を計画しておりますので、その際是非ご協力をお願いいたします。
脅かすような文章になってしまいましたが、詳しい募集要項は「協力求む」のページに記載しておりますので、ご一読の上ご応募お待ちしております。
  
現地調査の足
2017,06,18

今年初めから続けていた京葉線新東京トンネルの現地再調査ですが、昨日の東京〜八丁堀間の地上部分をもって全区間の調査が一応完了しました。今後は必要になった場合のみ現地を訪れる予定です。
さて、総武・東京トンネルに始まった弊サイトの「建設史から読み解く首都圏の地下鉄道」シリーズですが、これまで駅間の地上施設の調査は徒歩のみに頼っており、調査に時間がかかる原因となっていました。一方、東京の区部では2012年よりNTTドコモと区が共同でレンタサイクルの整備を進めており、現在千代田・中央・港・江東・新宿・文京の6区の公園や公共施設で専用ポート(駐輪場)が開設されています。今年1月23日以降は、各区のポートが全て相互利用可能になったため、例えば「丸ビル(東京駅前)のポートで借りた自転車を国際展示場駅前のポートで返す」といったレンタカーの乗り捨てのような利用方法も可能になりました。 今回の京葉線新東京トンネルのプロジェクトでは、このレンタサイクルを現地調査の足として活用することとしました。


自転車を借りる方法はまずインターネット(PC・スマホ)で個人情報や決済用のクレジットカード情報を登録します。次に現地の自転車に搭載されているFelicaリーダーを使ってSuicaなどの交通系ICカードを登録します。ICカードは自転車をポートから借りたり、返す際の鍵の代わりになります。提供されている自転車は電動アシスト付きになっています。(一部の自転車はさらに3段変速やバックミラーが付いているものもある。)今回使用した江東区や中央区は埋め立て地であるため急な坂はほぼ皆無でしたが、内陸部では威力を発揮しそうな機能です。
  
コミックマーケット92出展決定!
2017,06,12
去る、6月9日(金)にコミックマーケット92のサークル当選発表が実施され、弊サークル「未来へのレポート」は8月12日(土、2日目)の「東地区“フ”ブロック-22a」での出展が決定いたしました。同日よりコミケWebカタログも公開されています。

Comike Web Catalog
「未来へのレポート」詳細ページ

(Circle.msサイトへ移動します。閲覧にはログインが必要です。)

本日より制作中の「京葉線新東京トンネル」につきまして、一部ページを試し読み版として公開しました。公開したのは潮見〜越中島駅間の一部(トンネル入口〜東越中島立坑)の解説です。駅部分の解説については「総武・東京トンネル」と同様のコンテンツ構成を予定しております。「総武・東京トンネル書籍化プロジェクト」スペシャルサイト(本ページの最後にリンクがあります)の試し読みページで公開中の新日本橋駅に関する解説部分も合わせてご覧ください。新刊の詳しい仕様や出展情報につきましては、決定次第本サイトにてご案内させていただきます。最新の情報に是非ご注目ください。
  
プリンタがついにご臨終…
2017,05,17

2007年以来10年間に渡り筆者の執筆活動を支えてきたEPSONのインクジェットプリンタPM-A700ですが、ついに内部の駆動ベルト断裂によりその使命を終えました。2年前には既に廃インクタンク満杯のエラーが出ており、本来はその時点で買い換えが必要でしたが、当時は総武・東京トンネルの書籍化プロジェクトの制作真っ最中でそのような余裕は無かったため、個人がネットに公開していた特殊なソフトで細工(注:メーカーサポート外のため自己責任です)しつつだましだまし使い続けてきました。
書籍化プロジェクトでは試し刷りによる誤植や色合いの確認が不可欠であるため、プリンタが必須となりますが、上記のような状況もあって先月には新しいプリンタを調達済みでした(※)。そのため、今回の故障による影響は全くありません。
それにしても、今年に入ってからタブレットをはじめ、筆者の所有物がよく壊れます。もっと悪いことが起きる予兆でないといいのですが…

※別室にPM-A700よりやや新しいCanonのプリンタがあったため、そこに今回購入した新しいプリンタを設置し、玉突きで出たCanonのプリンタを自室に移動させました。
  
案内板のフォーマット
2017,05,09

5月に入り花粉の飛散もなくなったため、京葉線新東京トンネルの現地再調査を再開しています。京葉線東京〜新木場間が建設された1980年代末期は、ちょうど発足したばかりのJR東日本の社内で駅構内の案内板に関する新しいフォーマットが検討・試行されていた時期にも当たります。東京駅に関しては京葉線開業後も北陸新幹線や上野東京ラインなど新規路線の開通の度に案内板が更新されているため、開業時の面影はありませんが、それ以外の各駅では国鉄時代とも現在のJR東日本の標準とも異なる独特なデザインの案内板を数多く見ることができます。このあたりも新刊で触れることができればと考えています。
  
コミックマーケット92の申し込みをしました
2017,02,02
昨日2月1日よりコミックマーケット92のオンライン申し込みが始まりました。弊サークルもさっそく申し込み手続きを完了させました。当選した場合は来る8月東京ビッグサイトにて皆様とお会いできることになります。それまでに新刊「京葉線新東京トンネル」を完成させられるよう調査も開始しております。昨年9月には京葉線東京〜蘇我間で東京圏輸送管理システム「ATOS」が稼働を開始し、駅内外において信号システムや電光掲示板に一部変更が生じています。このあたりについても新刊にて触れることができればと考えております。
  
スペシャルサイトを開設しました
2017,01,07
本日、「京葉線新東京トンネル書籍化プロジェクト」のスペシャルサイトをオープン致しました。現時点では「制作日記」のみの公開ですが、今後進捗に合わせて様々な情報を追加していく予定です。また、本スペシャルサイトはスマートフォンでの閲覧に完全対応しております。(画面横幅によりレイアウトが変化します。スマホ版では転送データ量を削減するため一部の画像を低画質の物に差し替えています。)イベント会場等での情報収集に是非ご活用ください。
  
メーカーのサポート情報はちゃんと確認しよう
2017,01,02

新企画の始動準備ということで年明け早々タブレットPCを久しぶりに起動してみましたが、溜まりに溜まったWindowsUpdateを片付けたところでBluetoothを一切認識しなくなってしまいました。単にペアリングができないのではなく、設定項目からも消滅する事態。おいおい…コイツはBluetoothキーボードが付属品だったんじゃないの…??
というわけで何度も再起動したりしてみるものの復活せず、仕方が無いのでWindows丸ごと初期化することにしました。そして1時間後無事初期化は完了したものの、なんとBluetoothはやはり項目に表示されない!!!
これはハードウェアの故障で修理に出すしかないかと思いかけてメーカーであるレノボのサイトを見ると、新しいドライバがリリースされているのを発見しとりあえず一覧にあるものを全部インストールしたところ、Bluetoothの項目が復活しました。どうやら初期化は不要でドライバだけ更新すればよかったようです。
初期化で全データが消えてしまったため、この後ソフト類も全部再インストールすることになったわけですが、途中このページを作るのに使用しているTeraPadにCSSの編集モードが追加されているのを発見しました。(しかも追加されたのは2010年)以前デスクトップのPCを購入した際ダウンロードしたバージョンをずっと使い回していたため、アップデート情報を一切見ておらず、わざわざ何年も不便な状態で使い続けていたということになります。
みなさん、PCやスマホが不調になった場合はOSの不具合とともに、メーカーが発表している情報にも注意しましょう。
  
ビッグサイト新ホールの下見など
2016,12,30

12月29〜31日の3日間、東京ビッグサイトにて例年通りコミックマーケット91が開催されました。東京ビッグサイトは現時点の計画によると、2020年に開催される東京オリンピック/パラリンピックで報道関係者の活動拠点(プレスセンター)として利用されることになっています。これに向けて東展示場東側の駐車場に「東7・8ホール」が建設され、今年11月より使用を開始しています。今回のコミックマーケットは、この東7・8ホールも使用した過去最大級の規模にて開催されました。
ちょうど今回は東7ホールに鉄道関係のサークルが配置されていたことから、次回の参加申込書入手と下見も兼ねて現地を訪問してまいりました。駐車場を一部潰して建設したホールであるため、ホールの形状が台形になっており、ホールの中心部にも何本か柱が立っています。また、長期間の使用を考慮していない仮設ホールということもあって、空港のLCCターミナルのように内装材が簡素なものになっており、柱や壁を覆っているパネルは柔らかい石膏ボードであるため、貼り紙等が一切できない等の制約があります。
次回もし出展可能になった場合はこれらのホールやスペースのレイアウトを考えながら搬入や機材のセッティングを行うことになります。
  
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本企画に関するお問い合わせ先
mirai_report-information
@yahoo.co.jp
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