猫ちゃんのお部屋となるスペースです。人慣れ、部屋慣れするまではペットケージでの飼育をお勧めしています。就寝時やお出かけの時にペットケージに入れていただくと安心です。慣れるまでの隠れたり、脱走を試みたりを防止できます。慣れてきたらケージのドアを開けっぱなしにしておいても中に入って寝ていたりします。
　ケージの中には猫トイレ、ペットヒーターをセットした寝床、水飲み器、ドライフード、爪とぎ等をセットします。あまり狭いといろいろな物を倒したりするのである程度の大きさが必要です。おすすめは　アイリスオオヤマの３段ペットケージです。子猫のうちは２段で組み立てて、大きくなったら３段にすることもできます。使わなくなりましたら割とコンパクトに収納できます。災害時等の避難時には必需品となります。

猫は本能的に爪を研ぎたくなります。柱や家具を傷つけられないためにも複数の段ボール爪とぎを置いてください。爪切りはペット用のものより人間用のガードのついたタイプのほうが切りやすいと思います。

食器や水飲みは、猫がヘリに手をかけたりつまずいたりした時に倒れない形のものがおすすめです。お茶碗タイプの底が小さい食器は倒されます。ケージにつける水飲み器や循環タイプの水飲みもおすすめです。水飲みやドライフード用の食器は皆で一つ、ウエットタイプのご飯用食器は頭数分あるとよいと思います。

サクラねこ名古屋では、2タイプの砂を使っています。同じ物をご用意いただけると失敗がなく使えると思います。将来的に別のタイプの砂をご利用予定の場合も最初はこの砂を使ってみてください。どちらも固まるタイプなのでシステムトイレ用ではなく普通のトイレを使ってください。子猫の時期の間は、食器をつけておく用の洗い桶をご用意いただければケージにも収まり良いかと思います。LIONの猫砂は不思議なほど失敗がありませんが、少し埃っぽいです。

猫は寒がり屋さんです。夏場でもエアコンのきいている部屋や夜間などペットヒーターの上に乗っています。子猫の風邪の原因のほとんどが寒さです。汚したりいたずらして噛んだりを考えて、このタイプのペットヒーターがおすすめです。

子猫のキャットフードは、ドライタイプとウエットタイプの両方をご用意ください。どちらも子猫用と書いてあるもので、国産で良質のものを選んであげてください。サクラねこ名古屋の子猫トライアル時にはそれまで食べていたキャットフードをお持ちします。好みもありますので食べ具合を見ながら追加購入してください。