四つ葉のクローバー みいつけた

クローバーって，どの草ことを指すのでしょうか？

やはり一番最初に思い浮かべるのは，「シロツメクサ」だと思います．
シロツメクサは漢字で書きますと「白詰草」だそうです．
春から秋にかけて白い花が咲きますよね．

日本古来の在来種ではなく，江戸時代に緩衝材としてオランダから入ってきたのが最初で，
明治時代に家畜の飼料用として日本に帰化したようです．
シロツメクサは，四つ葉のクローバーを探す楽しみだけではなく，
花冠(王冠)をつくることもできますよね．
こどもがつくって遊んでいるのをみますと，とてもすてきだなと思います．

基本的にはシロツメクサで四つ葉のクローバーを探すのですが，
シロツメクサだけではなく，アカツメクサというのも仲間としてありますので，
アカツメクサを見つけたら，そこにも四つ葉がいないか探しています．

アカツメクサは，花が赤いのが特徴かなと思います．
赤というよりは紫やピンクがかっていますね．
茎も赤みがかっていることもあります．

また，アカツメクサの葉っぱはシロツメクサとくらべて大きめで，
形もとんがり気味です．
茎の途中で枝分かれのようなこともあり，
四つ葉なのか，五つ葉なのか，六つ葉なのか，
三つ葉が二つあるのか，迷うこともあります．

四つ葉のクローバーとしてイラストで見かけるような形は，
シロツメクサがモチーフになっていることが多いのではないでしょうか．
そのため，アカツメクサの葉っぱには，違和感を感じるかもしれません．
ただ，四つ葉などが見つかりやすいのはアカツメクサが多いような気もします．

シロツメクサだけではなく，アカツメクサでも四つ葉を探してみてはいかがでしょうか．

四つ葉のクローバーが見つかりますように・・・