丹後の送信済み

ぽんた。

Re: オオイタチシダについて堀

日付
2012年02月02日 14時36分
差出人
ぽんた。
今日はとんでもない寒さで(現在-3°C),落着いてパソコンの前に座っておれません。

私はナンカイイタチシダらしきものに未だ出会ったことがありません。隠岐と島根半島の記録は一応ありますが(中池さん同定),分布図を見ると日本海側にあるのは異例に思えます。

迷うとすれば光沢の強い,圧葉型のオオイタチシダとでしょうが,これはヤマイタチシダのように「小羽片の縁が下側へ反曲」します。また,平凡社の図鑑を今見たらナンカイイタチシダは「中軸や羽軸の鱗片は袋状にならず」と書いてありました。

このところハチジョウベニシダを見歩いていますが,あまりの多さに驚きます。ベニシダやトウゴクシダよりはるかに多い。確かに多型ですが,眼で見た感じで90%以上は正解できそうです。

ヤマイタチシダについて気になっていることがあります。昔は確か「光沢はない」ことになっていました。最近「光沢がある」としている文献を見ました。両方があるという記述を読んだことがありません。私は次の2型があると思っているのですが。

(1) 光沢または鈍い光沢が明瞭。陽当りのよい場所で黄色っぽい緑。多い。
(2) 全く光沢がない。日蔭で暗緑色。少ない。

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