Re: オウクシノハゴケ?
- 日付
- 2008年12月17日 12時07分
- 差出人
- ハイゴケ屋
西村 先生
運がよかったのか今までは典型的な形をしたものだけに出会って来ました。C.capillifolium, C.percrassum, C.hastile, C.pulchellum, C.homalophyllum. 今回の標本で初めて,これは容易ではないということに気付きました。ただ,C.homalophyllum と 10数mしか離れていない同一環境でしたので「同じものかも知れない」という気が少しありました。
その辺りをもっと沢山採集してみれば良いのですが,船便が冬ダイアになったので 3月までお預けです。
> capillifoliumとpercrassumは,DNA解析の結果ではどうも分けれないようです.
全く知識はありませんが,DNA解析で分離できなければ同一種なんでしょうか。
変異が連続的でどちらともいえない中間形が出る種は高等植物でもよくあります。そんなときは普通「変種」(地理的な違いがあれば亜種)にするようですが,それは「進化(分化)の途中段階」という考え方もできます。あるいは,分化は確立しているが変異の幅があって,典型から離れた端の方で重なる・・・。
Pohlia での経験ですが,学者によって言ってることが違っています。「今は(or 私には)よくわからない」というのも同定の一種であるな思いました。
運がよかったのか今までは典型的な形をしたものだけに出会って来ました。C.capillifolium, C.percrassum, C.hastile, C.pulchellum, C.homalophyllum. 今回の標本で初めて,これは容易ではないということに気付きました。ただ,C.homalophyllum と 10数mしか離れていない同一環境でしたので「同じものかも知れない」という気が少しありました。
その辺りをもっと沢山採集してみれば良いのですが,船便が冬ダイアになったので 3月までお預けです。
> capillifoliumとpercrassumは,DNA解析の結果ではどうも分けれないようです.
全く知識はありませんが,DNA解析で分離できなければ同一種なんでしょうか。
変異が連続的でどちらともいえない中間形が出る種は高等植物でもよくあります。そんなときは普通「変種」(地理的な違いがあれば亜種)にするようですが,それは「進化(分化)の途中段階」という考え方もできます。あるいは,分化は確立しているが変異の幅があって,典型から離れた端の方で重なる・・・。
Pohlia での経験ですが,学者によって言ってることが違っています。「今は(or 私には)よくわからない」というのも同定の一種であるな思いました。
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