ナガミゴケ？ ３
- 日付
- 2009年12月16日 18時37分
- 差出人
- 退会したユーザー
仰るようにベニエキンシゴケの可能性もあります。まず疑うべきはこちらの方です。
ナガミゴケの特徴は（胞子体関係を除き），以下のようだそうです。
(1) 乾いた状態で葉が茎に彙状(Squarrose＝90°以上）につく。
・・・湿った状態でも大きく開くようです。但し，ベニエキンシゴケも乾いた状態でそのように見えることがあります。
(2) ステライドが背側のみで非常に弱い。
・・・切断面の 2枚の写真は図と『そっくり』ではありませんでした（すみません）。特に右側の写真は，ステライドの細胞腔が大きく数も多いのが不満です。腹側に大形細胞が 2層になるのも気になります。ただ，ベニエキンシゴケなら葉の1/2辺りの切片で，腹側のステライドが見つかるはずです。
Noguchi: MOSS FLORA では，Ditrichum Cylindricum となっています。D. pallidum キンシゴケの図と比較してみて下さい。普通葉の鞘部（肩の狭まり方）に差があります。
なお，ナガミゴケは超希産種のようです。埼玉県（大滝村）・徳島県（剣山）・東北のどこか，以外の採集記録を見付けることができません。しつこく追跡して下さい。
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ここまで書いたところで『がっこうの こけ プロジェクト』に出会しました。木村全邦さんが回答者だったと思いますが，さすがにこれは・・・。
写真を上から順に��-�┐箸靴泙后�
�� 上部でも葉身部がはっきり残るのが特徴の一つと思います。
�� この切片だけで「同定終り」にしたくなるほどぴったり一致します。
�� 仮根上の無性芽だと思います。ベニエキンシゴケには無いはずです。
�� 「いえいえ違いません」，はっきり葉身部が見えます。それと，鞘部はナガミゴケにそっくりです。 1枚だけなので代表値（最頻値）と見なして。
ナガミゴケの特徴は（胞子体関係を除き），以下のようだそうです。
(1) 乾いた状態で葉が茎に彙状(Squarrose＝90°以上）につく。
・・・湿った状態でも大きく開くようです。但し，ベニエキンシゴケも乾いた状態でそのように見えることがあります。
(2) ステライドが背側のみで非常に弱い。
・・・切断面の 2枚の写真は図と『そっくり』ではありませんでした（すみません）。特に右側の写真は，ステライドの細胞腔が大きく数も多いのが不満です。腹側に大形細胞が 2層になるのも気になります。ただ，ベニエキンシゴケなら葉の1/2辺りの切片で，腹側のステライドが見つかるはずです。
Noguchi: MOSS FLORA では，Ditrichum Cylindricum となっています。D. pallidum キンシゴケの図と比較してみて下さい。普通葉の鞘部（肩の狭まり方）に差があります。
なお，ナガミゴケは超希産種のようです。埼玉県（大滝村）・徳島県（剣山）・東北のどこか，以外の採集記録を見付けることができません。しつこく追跡して下さい。
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ここまで書いたところで『がっこうの こけ プロジェクト』に出会しました。木村全邦さんが回答者だったと思いますが，さすがにこれは・・・。
写真を上から順に��-�┐箸靴泙后�
�� 上部でも葉身部がはっきり残るのが特徴の一つと思います。
�� この切片だけで「同定終り」にしたくなるほどぴったり一致します。
�� 仮根上の無性芽だと思います。ベニエキンシゴケには無いはずです。
�� 「いえいえ違いません」，はっきり葉身部が見えます。それと，鞘部はナガミゴケにそっくりです。 1枚だけなので代表値（最頻値）と見なして。
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