丹後の送信済み

ぽんた。

Re: オオイタチシダについて堀

日付
2012年02月03日 20時39分
差出人
ぽんた。
>しかし、人家周辺も溶岩も撹乱された環境なのに、なぜ人家はベニシダになるのか

「攪乱」の意味が違うということでしょうか。
(1) 溶岩流での破壊後,その後は数百年自然のままに環境変化(遷移)を続けて現在に至る。多分今は森林を主体とする自然度の高い環境。⇒ 環境は変化して来た。
(2) 人間の適度(多すぎず少なすぎず)で継続的な攪乱により,かえって一定の環境条件が維持される。つまり,帰化種が好むような環境の持続。⇒ 環境は変化しない。

村上先生の言われる「有性生殖は環境変化に強く,無配生殖は環境変化に弱い」という見解にこじつけました。

以下もまだ推測に過ぎませんが,「ハチジョウベニシダは適湿な半日陰に強く,ベニシダは乾燥気味の日向に強い」ような気がします。そもそも,競争力の発揮できる得意な環境に少し差があるような・・・。

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