丹後の受信箱

モスピー

さく柄のことで…

日付
2007年03月16日 23時56分
差出人
モスピー
丹後さん、こんばんは。

>確かに「送る」ための組織は分化してないようですが,そうかといってすべての細胞が自給自足とも思えません。特に胞子体については。何らかの物質の移動(分散・浸透)のようなことはありそうです。

丹後さんのお考えが正しいことが分かりました。
柔軟な発想ができるなんて、すばらしいですね!

以下、バイオディバーシティ・シリーズ2「植物の多様性と系統」裳華房 より

胞子体は体制が単純で、配偶体の上に依存生活し、そして栄養的にも配偶体に依存している。(多少とも光合成能力があるので半依存)
せん鋼のさく柄には、真の維管束は存在しないが、通常配偶体の場合と同様に中心束という通道組織が発達する。

☆配偶体について
スギゴケ科やネジクチスギゴケ科では、茎の横断面に木部と師部に類似の構造と葉跡に似た通道組織が明瞭にみとめられ、一見、維管束植物の茎によく似ている。が、真の維管束は存在しない。

スギゴケ科では、配偶体の中心束にハイドロイドやレプトイドなどの通道細胞があるが、ハイドロイドが仮道管に似た形態を示す。
ハイドロイド:原形質をもたず水を運ぶ役割をする通道組織
レプトイド:原形質をもち光合成産物を通す

光合成の同化産物として糖が合成されるが、それをもとにつくられる貯蔵物質は陸上植物ではデンプンである。
コケ植物でもツノゴケ類ではピレノイドを有し、デンプンは葉緑体に蓄えられる。
ピレノイド:葉緑体内の特定の部分
ピレノイドはツノゴケ鋼だけにある。




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