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丹後の日記

アカヤスデゴケ Frullania davurica編集する
2007年06月12日10:16全体に公開
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“腹葉が丸くて大きい”と記憶して,長い間探していたがやっと見付かった。隠岐では少ないのではないかと思う。多すぎて困るのがシダレヤスデゴケとカラヤスデゴケ,他にはヒラキバヤスデゴケを 1回だけ採集したことがある。しかし,これでは種類があまりにも少ない。きっと,探し方が悪いのだろう。蘚の眼を苔の眼に切り替える必要がある。

特徴がはっきりしていて分かりやすい種で,(1) 腹葉が丸く(切れ込みなし)て大きく,(2) 腹片を完全に覆い隠していれば,本種と断定してよい。ルーペだけでも同定が可能だ。ただし,背中の方から見るとどの種も同じように見えて見逃しやすい。

赤い色を期待していたがちっとも赤くはなく,印象としては緑であった。この属のものは黒・黄・赤などくすんだ色がつきやすいが,結構変化があっていつも同じ色をしているわけではない。


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 浜昼顔 今も昔も 砂に這ふ           伊藤敬子
 はまひるがほ 空が帽子に おりて来て     川崎展宏
 ハイヒール 浜昼顔に 脱ぎ捨てて        西村和子


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丹後

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