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丹後の日記

フトハリゴケ Claopodium pellucinerve編集する
2007年02月26日17:56全体に公開
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「茎や枝に小さいパピラが一面に出る」という変わった特徴があって同定は楽である。楽過ぎて何も書いておくことがない。黄色味を帯びた明るい緑色,葉先が透明で針のように尖るのが印象に残った。

これがまだ 3度目の出会いで生態についてはよく分からない。ただ,今までは深い山の中の沢沿いで見ているが,今回は海辺の水田の土手で海抜 2mの場所である。もこもこした塊が一面にあった。不思議な話だが共通の環境条件があるのだろうか。「どこにでも生える」ようなコケではないと思うが。

コケを「我がもの」にするのはなかなか難しい。今回も本種のことを忘れてしまっていて,オオギボウシゴケモドキ Anomodon giraldii を小さくしたような葉だな〜と思ったが,名前は浮かばなかった。確かにオオギボウシゴケモドキの方がつき合いが多い。

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 芹萌えて 日中(ひなか)の水の さざめける    原田種茅
 世の隅に 独り芹摘む をみなかな         飯塚たみ女
 さむざむと かかる日芹を 摘みをれる       下村槐太

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丹後

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