[mixi] チャボシノブゴケ　Thuidium sparsifolium

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丹後の日記

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チャボシノブゴケ　Thuidium sparsifolium編集する: 2006年10月09日23:16; 3 view

とにかく小さい！茎の長さは 2，3cm，枝はせいぜい 4mm程度，最終分枝の幅は 0.2mmくらいしかない。老眼鏡をかけての採集となった。蒴柄の赤い色が印象に残る。

2-4個の細胞が 1列につながった毛葉が，茎に直角に密生して異様な感じ。一度見たら忘れられそうにない。毛葉は大きな枝でまばらになり，小さな枝では全くなくなる（パピラは多少ある）。茎葉・枝葉とも単一の尖ったパピラがあるが，枝葉では先が鋭くてよく目立つ。

シノブゴケ属はトヤマシノブゴケとヒメシノブゴケしか知らず（この 2つはイヤになるほど多い），別の種を見付けたいと思っていた。 2年経ってやっと 3つめとは情けない。

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　開きたる　芙蓉の花の　広さかな　　　　　　　青木新造
　そののちの　日を重ねたる　芙蓉かな　　　　安住　敦
　待ちびとを　持たぬ気やすさ　酔芙蓉　　　　岩切青桃