[mixi] ナメハヤスジゴケ　Rhabdoweisia crispata

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丹後の日記

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ナメハヤスジゴケ　Rhabdoweisia crispata編集する: 2006年09月28日23:15; 3 view

初めは，ツチノウエノカタゴケ Weissia planifolia （未知の種）と思い込んでいたが，葉身細胞を見てパピラがないのにびっくり。

その後は，センボンゴケ科の中を一日中探しまわった。図鑑類にも“間違えやすい”と書いてあるので羞じなくてもよいだろうが，小さくて（茎の高さ 2mm）色々切片を作るのに疲れた。

まさかシッポゴケ科とは思えず諦めていたが，偶然保育社の図鑑のカラー図版が目にとまった。採集も偶然だったが，名前が分かったのも全くの偶然。論理性が全くない。

蒴歯は16本。(1) 薄く細く糸のように尖り，(2) 間隔が非常に離れてスケスケ，(3) 表面にパピラが無く平滑。これが一番の特徴であると思う。

なお，記載で見る限りホソコゴケモドキ Weisiopsis anomala によく似ているが，葉の中肋切片の構造が決定的に違うようである。

それにしても，自分には葉身細胞にベルカが見えるのだが，これに触れてある文献がないのは不思議でスッキリしない。

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　この場所に　又咲き出でし　曼珠沙華　　　　　高木千秋
　曼珠沙華　けふの真紅は　今日の色　　　　　　安藤弘一
　結ひあげし　髪のごとしや　曼珠沙華　　　　　　椎橋清翠

プロジェクトK2006年09月29日 12:49

乾くとさくに八筋が入るので、結構見分けやすいコケですよね。
- コメント
丹後2006年09月29日 18:28

確かに今後は簡単に見分けられそうです。そういう事実を知らない最初の 1回めが問題でした。

朔の筋，Weissia も乾くと筋が出るなぁーなどと軽く考えていました。よく見ると稜になってるようで，単なる縦皺ではないですね。

“ナメハ”て何だろうと思いました（“ナメリ”チョウチンゴケも）。“滑らか”を想像しますが・・・。