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丹後の日記

ナンヨウトゲハイゴケ Wijkia hornschuchii編集する
2006年09月02日16:23全体に公開
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以前,タカサゴキリゴケ Sematophyllum subpinnatum として日記に書いたものである。
その時のプロジェクトK1号さんのコメント通り,やはり自分が間違っていたかも知れない。

しかし今回もまた,確信があるわけではない。図鑑の記載と一致しない点がある。といって他のものだとも思えない。
依然としてタカサゴキリゴケ(S. demissumの方)である可能性は残っているが。

<疑問>
(1) “茎葉”は上部の幅が広いということだが,卵状披針形で倒卵状にはならない。ただし,大きい枝の下方の葉で観察。
(2) 野口先生の図(Illustrated Moss Flora of Japan)の様に,葉先が細く尖ることはない。
(3) 葉縁上部に細かい歯は見られない。

今が胞子体の最盛期で,渓流内の平らな岩上(水に濡れやすい)に一面に広がっていた。普通にあるものだと思うのだが,Wijkia はなんか難しそうな気がする。

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 ゑのころの 穂をゆらす風 すでに秋     高橋としを
 猫じゃらし 余白に満ちた 日曜日      水上博子
 ねこじやらし 雲の下ゆく 一個人       桑原三郎


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丹後

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