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丹後の日記

エダツヤゴケ編集する
2006年08月09日19:00全体に公開
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Entodon flavescens ミズナラ帯のやや明るい登山路の岩上に,厚みのある大きな純群落を作っていた。この路は何度も歩いているので,今までは“踏んで”通り過ぎていたと思う。ハイゴケ(Hypnum plumaeforme)に見えていたのであろうか。

しかし,特徴の著しい種で,意識して注視した途端に,初めての種であることが確信できた。何度も見ているのだが,今まで見えていなかったことになる。結局,ものを見るのは眼ではない。眼はただ像を映すのみ。

覆瓦状に葉が重なってやや平たくつき,ツヤゴケ属独特の光沢がある。何よりも,目立つのは分枝の仕方で,枝が直角羽状に出る様子は,漫画で見る魚の背骨のような感じ。他の種と間違えようがない。

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 夏萩の とぼしき花の あきらかに    松本たかし
 夏萩を 帽子の少女 通り過ぐ      川崎展宏
 夏萩や 逢はねばいつか 遠き人    福原久子


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