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丹後の日記

ノコギリコオイゴケ編集する
2006年07月30日18:17全体に公開
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低山地にある普通種のようであるが,初めて見た。隠岐では稀なのかも知れない。「所変われば・・・・」というわけか。

最初は表裏を逆に見て,ヤマトケビラゴケ Radula japonica だと思い観察をやめていた。しかし,葉の丸味が足りないような気がして検鏡してみてびっくり。葉の全周を微歯が取り巻いていて,ケビラゴケ属にそんなものは無い!

結局,ノコギリコオイゴケ Diplophyllum serrulatum であったのだが,図鑑の図とはかなり感じが違っていて(葉は離在,背片は小さく,あまり尖らない),絵合わせでは気付かなかった。教訓: 図鑑の図とは違って見える型もあるので早合点はあぶない。

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 ねぢり花 二つ並んで ねぢれけり      藤井美智子
 淡紅は はにかみの色 捩(ねじり)花    和田春雷
 捩り花 拗(す)ねてみるのも 愛のうち    岡田よし郎


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