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丹後の日記

不明種のペンディング編集する
2006年07月29日15:24全体に公開
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いくら調べてもはっきりしないコケに出会うと,嬉しいような鬱陶しいような妙な気持ちになる。

コゴメゴケ科の ソリハゴケ Anacamptodon latidens に行き着いたが,細胞の大きさがぴったり一致しない。形も20×15μmほどのきれいな楕円で少し違う。葉の形も,基部が卵形で茎を抱くように狭まる点が異なる。

ヤナギゴケ科の ヒメヤナギゴケ Amblystegium serpens にも近いような気がするが,葉縁が全縁なので変である。

イワイトゴケ属と思って採集したのだが,細胞が完全に平滑なので驚いた。胞子体を見付けない限り,解決できそうにない。

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 これよりの 百日草の 花一つ      松本たかし
 白い雲 貼りつけしまま 百日草     小松ゆき子
 自得して 百日草は 愚の如し      遠藤梧逸

コメント

  • ぽんた。

    ぽんた。2012年05月09日 16:44 削除
    興味あります。顕微鏡写真を見たいものです。
  • 丹後

    丹後2012年05月14日 20:49 削除
    これは,ヒメスズゴケ Forrstroemia cryphaeoides に初めて出会った時のものです。コケ開始後2年半の時代。

    今は維管束植物に忙殺されてコケを離れています。隠岐限定なので,一段落したかなという感もあります。
  • ぽんた。

    ぽんた。2012年05月14日 21:02 削除
    ヒメスズゴケでしたか・・・
    八王子でも稀に見ます。

    もうすぐスゲの季節が到来ですね。こちらでは、意外とヤブスゲが少ないようです。
  • 丹後

    丹後2012年05月16日 19:11 削除
    ヤブスゲは東のもので,中国・近畿にはなさそうです。

丹後

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