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【 正面図 】 | 【 背面図 】 |
35mm一眼レフ | 35mm一眼レフ |
【 平面図 】 | 【 底面図 】 |
35mm一眼レフ | 35mm一眼レフ |
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その容積 (高さ、横幅、奥行きの単純積による) は現存する645AF一眼レフの 1/2 から 2/3 を占めるに過ぎず、 またディジタル・カメラへ適用した場合には35mmフルサイズ・カメラの容積に迫る小型化を可能とします。 手持ち撮影を前提として考案された扁平なボディは両掌による確実なホールディングを実現する一方で、カメラの持ち替えを必要としないマニュアル操作を可能とします。 この特徴により、今までの645一眼レフでは必須とされた電動・電源系を選択部品とすることで、撮影目的に応じて重量と容積の増加を抑えることができます。 また、シャッター・ボタンの効果的な配置と相俟って、縦、横いずれのフレーミングにおいても常に安定したホールディングと優れた操作性を提供します。 |
『 ブラウニー 』 とはもともとはスコットランドの妖精の名前ですが、 ここで紹介する新しいカメラは 『 ブラウニー 』 と同じロールフィルムを使うことから、 当初、このカメラには日本の妖精の名前が検討されました。しかし、適当な名前が見つからなかったので、次に連想を広げて思いついたのが天使です。 西洋の天使から日本の 『 天女 』(Tennyo) という発想が生まれ、 最後の一文字を消すだけで 『 テニー 』 という 『 ブラウニー 』 のお姉さんのような発音にもなることから、 最終的に 現在の645一眼レフは内部構造に起因する「煩雑な操作」への対応策としてバッテリー駆動によるAE(自動露出制御機能)、 AW(自動巻上機能)、AF(自動合焦機能)を採用し、結果的にその容積と重量の増大を招いてきました。 |
一方で、技術革新とともに急速に大型化する撮像素子は、近いうちに35mmフル・サイズを超えて、報道、出版のみならず、大型のディジタル・プリンターによる商用ポスターをはじめ、
印画紙に代わる素材への印刷技術とともに、絵画やフィルム写真では創造しえなかった新たな芸術分野さえも開こうとしています。 |
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ロールフィルムの揺籃期において 『 ブラウニー 』 が大きな役割を担ったように、
写真技術が大きな変革を遂げようとする現代において、 なお、もともとはカメラの名前であった 『 ブラウニー 』 は、その後、日本では 『 ブローニー 』 と名前を変え、 ロールフィルムの代名詞となって活躍しています。 |